太田川のほとりは、移動・居住ともに便利な場所です

祇園新橋北駅は、名前の通り太田川に架けられた「祇園新橋」の北岸にあります。この橋は、そのまま祇園新道こと国道54号線につながっていますが、祇園新橋北駅もまたこの大通りに接する形で設営されています。
まだ20年程度の短い歴史しか持たない旅客駅ですが、当初から車両による移動がしやすい場所に立地してきました。祇園新道は可部街道や山陽自動車道への乗り入れが容易ですから、マイカーやタクシーによる遠出または送迎などをしたいときに、選べるコースがたくさんあります。
祇園新橋北駅は、広島高速交通のアストラムラインの管内にある駅です。祇園新橋北駅が所在する広島市安佐南区のほか、東区や中区といった近場に出かけたいときに特に役立つ路線です。管内でいちばん近い乗り換え場所となっているのは4区間離れた大町駅と新白島駅でしょう。大町駅はJRの可部線と接続しています。そして、新白島駅ではJRの山陽本線への乗り継ぎが実現します。
発着駅となっているのは本通駅ですが、この駅およびその手前にある県庁前駅で下車すると、路面電車への乗り換えが可能となります。これらの2駅で乗り換えができるのは、広島電鉄の本線・宇品線です。
祇園新橋北駅の利用率は、これまでの20年間を通して少しずつ上昇しています。1日あたりの乗客数は、1998年に1300人を超え、その3年後に1400人を超過しました。その後はやや増加のペースが衰えますが、2007年に入るととうとう、1500人を突破しています。これからもしばらくは、増加がゆっくりと続くものと予測されています。
祇園新橋北駅の近くでいちばん多い建物は何かといえば、一般的な住宅でしょう。言い換えますと、祇園新橋北駅のそばは平凡な日常生活を送る場所として、好ましい条件が集まっています。
ただしあいにくと、介護施設がまだあまり建てられていません。施設を探すときは、最初のうちは1キロ程度の範囲だけを探し回ってもいいかもしれませんが、なかなか思うように見つからないなら速やかに探す範囲を5キロくらいに広げたほうがよいでしょう。ちなみに、施設の種類についてはサービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなどに出会える可能性があるでしょう。