志和口駅には猫駅長がいます。サービス付き高齢者住宅は夫婦入居可能

旧市川村・旧秋越村の境にある駅で、駅名の「志和」は、近接の東広島市志和町が由来です。駅を作る際、市川村が駅を現在より北側の市川村内に設置すること、駅名を「市川」にするよう要求。しかし、地形上の理由で希望場所には設置出来ず、駅名も既に市川駅があったため市川と付けられず、協議の結果「志和口駅」となり、現在に至ります。
志和口駅は1面2線のホームを有する地上駅で、芸備線の甲立・三次方面行き上り列車と、広島方面行き下り列車が止まります。快速「みよしライナー」も止まりますが、発着本数は少なく、上下線共に1時間に0~2本程度。運行時間は朝の5時から夜の22時までです。
1日の平均乗車人員は、1980年度957人、1990年度797人、2000年度670人、2010年度518人、2014年度414人となっており、年々減少しているのが分かります。しかし、2010年頃から猫の駅長が誕生し、2016年現在、三代目の猫(りょうま君)が活躍中。おかげで猫目当てに大勢の人が訪れるようになりました。
駅周辺には白木街道が走っており、沿線には個人商店等が並んでいます。駅の東には三篠川が流れ、県道37号や46号が走行。スーパーやドラッグストア、コンビニ等もあります。最寄りのバス停は広交観光の志和口駅入口バス停です。
志和口駅エリアにもサービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームといったシニア向けの住まいが現れました。サービス付き高齢者向け住宅は入居時の費用が10万円台から20万円台、月額利用料は食費込みで10万円台です。夫婦部屋も用意されており、居室がとても広いのが魅力。トイレやキッチンも付いています。料理は地産地消にこだわった食材を使っているため、食事も美味しいと好評です。
介護付き有料老人ホームは入居時の費用10万円前後・月額利用料は食費込みで10万円台。介護士や看護士が常駐しているため、介護度が高い方も安心して暮らせます。終末期対応・終身利用可能なので、介護度が上がっても転院せずにすむのも嬉しいポイントです。
志和口駅エリアには郵便局や銀行の支店、区役所の出張所、交番、小中学校等が点在していますが、自然豊かで静かな場所。のんびりとしたシニアライフには丁度良いでしょう。是非、エリア内のシニア向けの住まいに見学にお越し下さい。