三條川のほとりに建てられた駅。アクロスプラザ高陽の最寄り駅
三條川の南岸に位置する、中深川駅。川の向こう側はほぼ山林地帯の周縁部となっており、建物などの数はかなり限られています。駅の南側から東側にかけてのエリアも、木ノ宗山をはじめとした山地がかなり多いです。しかし中深川駅は、昭和後半に造成された「高陽ニュータウン」の最寄り駅のひとつです。駅の周辺では平地のほとんどが宅地として開発されてきました。
中深川駅の周辺で商業施設や行政施設などをお求めになる場合は、ニュータウンの敷地内でお探しになることが妥当な方法となります(完成度が高い団地のため、便利な施設がたくさん建てられています)。
中深川駅の周囲で最大の規模を誇る幹線道路といえば、山陽自動車道でしょう。駅からいちばん近いバス停留所では、広島交通やJRバスグループが手掛ける路線バスにご乗車できます。
中深川駅は、JRの芸備線に所属する駅です。管内では、快速列車が停車する駅に選ばれていません。しかし隣接する下深川駅から先は、終着駅である広島駅まですべての駅でお乗り換えできます。終着駅である広島駅では、3種類の在来線(山陽本線・呉線・可部線)と山陽新幹線へのお乗り換えができます。また、広島電鉄の本線もご利用可能です。
発着駅である備中神代駅まで足を伸ばしていただいた場合は、伯備線へのお乗り継ぎが可能です(備中神代駅は伯備線の管内では、新見駅と非常に近いです。新見駅を介していただけば姫新線のご利用が簡単に実現します)。
中深川駅は、完全無人化されてすでにかなりの年月が経過しています。とはいえ、駅の利用率は低下しているわけではありません。1日あたりの乗客数を算出しますと、数十年前からほとんど変化がないことを確認できます。今世紀以降は、300人以下になったり400人以上になったりした年はまだ確認されていません。
施設のタイプに関しては、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホームなどが多い地域になります。入居コストについては、施設間にかなりのギャップがあります。高額な施設の場合は数百万~数千万円の費用が必須ですが、低額な施設の場合は月額使用料が10~20万円に落ち着きます。














