神ノ倉山や荒谷山に挟まれた、川のほとりの駅です
木造茅葺の駅舎が印象的な、井原市駅。大正初期に設立されており、すでに1世紀を超える歴史を持っています。とはいえ、駅舎はこれまでに何度となくリフォームされてきました。駅の所在地は、三條川の西岸です。駅の東西は広大な山林地帯で、細長く南北に延びる平地に位置しています。
集落は、駅と川の間にかたまっているほか、山地の周縁部分になどに点在しています。都会的な騒音とは基本的に無縁の土地柄のため、静かなエリアでゆったりとしたライフスタイルをおつくりになりたいご高齢の方に適しています。
周囲の山々の中では、同名の公園を擁する神ノ倉山がいちばん有名でしょう。園内には大量の桜が植えられており、春になると満開の花が見事な景色をつくり上げてくれます。この山にはハイキングコースも設置されています。
井原市駅は、JRの芸備線に所属する駅です。管内では、快速列車が停車する駅(向原駅・志和口駅)に両側を挟まれています。よその鉄道へのお乗り継ぎについては、三次駅がいちばん近くにあります。三次駅では、三江駅へのお乗り換えができます。
三次駅の3区間先にある塩町駅では、福塩線のご利用ができます。塩町駅から40キロ近くお進みになると、備後落合駅に到着します。備後落合駅では、木次線へのお乗り換えが可能です。この備後落合駅から先は、発着駅である備中神代駅が唯一のお乗り換え場所となります。この発着駅では伯備線へのお乗り換えができます。
井原市駅は、30年ほど昔から職員が派遣されない体制に入っています。駅の利用率は、40年以上前から下降線をたどっています。1日あたりの乗客数を計算しますと、最後に300人以上を記録したのは1994年だったことが判明します。それから7年経つと、200人未満に落ちました。2010年代に入ると、毎年130人以下を記録するようになりました。
施設のタイプに関しては、サービス付き高齢者向け住宅とグループホームが多い地域になっています。
なお料金面では、お安い施設と高額な施設の両方が発見可能です。


