館林市内の中心エリア。公共の施設を使いやすい場所です
駅舎の南北に、車両管区や車両工場といった鉄道会社の重要な施設がかたまっている館林駅。東武鉄道の複数路線が乗り入れる場所であることがその一因でしょう。しかし駅舎については、駅であることをつい忘れさせてくれるような、瀟洒な洋風のデザインが訪問者の目を引きます。20世紀の終わりに「関東の駅百選」に指定されており、その美観については定評があります。館林駅の周囲は、市内の中心部です。特に東口に出ると市役所や文化会館をはじめ市営の施設がたくさん集まっています。憩いの場所を探すなら、県立つつじが岡公園や城沼運動公園、または尾曳神社や市立資料館および田山花袋記念文学館などがおすすめできます。金融機関の出張所などもかなり出店しています。西口は、目の前に大企業の持つ工場や事業用地などが並んでいる点が最大の特色でしょう。館林駅は、目の前のロータリーが大きいためバスを待つ時間は楽に過ごせます。乗り入れている路線バスは、そろってコミュニティバスですが、館林市が単独で運営しているわけではありません。隣接する自治体が共同で管理しています。館林駅は、東武線の路線が3通り乗り入れています。伊勢崎線から乗車するときは、近い乗り換え場所は羽生駅です。この駅では秩父鉄道の秩父本線が乗り換え対象となります。佐野線から乗車するなら、乗り換え場所は4区間離れた佐野駅です。佐野駅は、JRの両毛線と接続しています。小泉線から乗車するときは、4区間離れた東小泉駅が乗り換え場所です。といっても同じ管内ですが、太田駅方面に向かうときはこの駅が中継地点です。館林駅の利用率は、20世紀中と比べるとスケールダウンしていますが、この10数年を振り返ると大きな変化は起こっていないことがわかります。1日ごとの乗降客数は、2010年を除いて10000~11000人の間で推移しており、安定しているという見方がじゅうぶんに可能です。館林駅の周囲で介護施設を探すときは、駅から4~5キロくらいまでを最初からよく探したほうがよさそうです。駅から1キロ以内の場所で見つかるチャンスはあるのですが、施設が多く見つかる地域などは特にありません。したがって、駅から近い場所とそうではない場所の両方をよく探したほうが効果的なのです。施設の種別についてはサービス付き高齢者向け住宅がいちばん目立ちますが、それ以外となるとグループホーム・住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホームなどが同じくらいの比率で出てくる模様です。



































