岐阜と愛知を結ぶ大切なエリア。暮らし向きは良好です

岐阜県の南端に位置する、羽島郡。
現在は、岐南町と笠松町で構成されています。
かつては羽島市の敷地すべてを有していました。
また岐阜市・各務ヶ原市に含まれている土地は、部分的に羽島郡に属していた時代がありました。
羽島郡の南端は愛知県との境界線です。
県境を挟んで向かい合う一宮市との結びつきは、戦後の70年を通して深まりました。
一般の住民もしばしば一宮市内に、仕事や娯楽などを目当てに訪れています。
昔は木曽川の沿岸を中心に水害が何度も発生してきた地区で、住民の苦悩を知る手がかりがたくさん残されています。
木曽川の堤防の一部は、昭和半ばに桜が大量に植樹されたために花見の名所となりました。
2003年に、飛騨・美濃さくら三十三選に選ばれました。
3月から4月にかけては、日が暮れると照明がつけられるため夜桜をじっくりと楽しんでいただけます。
現在は水害の問題もかなり改善されており、暮らしやすい地域になりました。
冬場になってもかなり温暖で、ご高齢の方にとってはおすすめできる気候です。
羽島郡は濃尾平野にほぼ全域が含まれており、大半の土地が市街地化されています。
ただし農地が多少残っており、近郊農業でかなりの成功を収めています。
羽島郡は古くから水運業などが発達してきた地域で、史跡は少なくありません。
岐南町に残る有名な旧跡に、伏屋城址や旧宮川家住宅、松原家長屋門などがあります。
笠松町の場合は、笠松陣屋跡や河野円城寺、魂生大明神などが代表格でしょう。
羽島郡は交通サービスがとても発展しています。
鉄道をお使いになるときは名鉄本線や竹花線がご利用可能です。
路線バスについては岐阜バスをご利用できます。
また笠松町をはじめ近隣の自治体が運行するコミュニティバスをお使いになる機会も多いです。
幹線道路に関しては、国道22号線や県道177~180号線あたりがよく使用されている模様です。
現在の羽島郡で介護施設へのご入居をご検討中の場合は、グループホームや特別養護老人ホーム・介護老人保健施設が見つかりやすいでしょう。
また、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホーム・介護療養型医療施設へのご入居も可能です。
笠松町には、松波総合病院や愛生病院があります。
松波総合病院は県下で最大級の民間の医療施設。
救急病院や災害拠点病院の指定を受けています。
何かあったときは頼りになるでしょう。
高齢者向けのリハビリなども熱心に実施しています。