宅地に挟まれた駅。将来は周囲全体がリニューアルされる可能性も
2014年の6月に、茶所駅は開業100周年となる節目の日を迎えたところです。昭和の中ごろに無人化されており、長い間あまり変化らしい変化の起こらない駅のひとつでした。今世紀に入ると、時代の影響を受けて新たな管理システムの導入やプラットホームのかさ上げ工事などが立て続けに行われています。諸々の都合から中断しているものの、茶所駅と隣接する加納駅を一体化する計画も持ち上がっており、実現した場合はいっそう便利で現代的な駅として再スタートを切るものと思われます。茶所駅の周囲には、現在バス乗り場が合わせて3ヶ所設置されています。岐阜バスおよび市営のコミュニティバスが運行する路線への乗り降りができます。茶所駅がある地区は、普遍的な市街地の一角です。駅からしばらく西進すると、岐阜大学に附属する学校文教施設(小・中学校)に到着します。これらの学校から南側に進むと、加納城および緑あふれる加納公園が出現します。茶所駅は、名鉄名古屋本線の管内にある駅です。2区間先に、終着駅である名鉄岐阜駅が存在します。この駅では特急や快速などあらゆる種類の列車を利用できる上に、各務原線およびJRの東海道本線と高山本線への乗り継ぎを実現できます。反対方面に2区間進むと、竹鼻線と接続している笠松駅が登場します。笠松駅から5区間先へいくと名鉄一宮駅にたどり着きます。名鉄一宮駅でも東海道本線に乗り換えできる上に、尾西線を利用できるというメリットがあります。茶所駅の利用率は、しばらく前から変化がほとんどないといわれています。その最大の理由は、1日あたりの乗降客数が少な目だからでしょう。この四半世紀の間に実行された調査を振り返ると、500~700人くらいの間に収まることが多いようです。茶所駅周辺のエリアで介護施設を探すのは簡単なことではありません。施設数がまだ少なめなことは事実です。駅から1キロくらいの範囲で入居先を発見することだって決して不可能ではないのですが、駅から5キロ以上、あるいは10キロ以上離れた場所にある施設を見て回ることも大切です。ひとつ補足すると発見できるチャンスが多そうなのは、グループホームでしょう。入居費用に関しては、あまり高騰することはなさそうです。月額使用料であれば、平均して10~15万円くらいの価格帯ですし、入居一時金もそれに近い金額になっていることが多いでしょう(または、全然払わなくてよいケースも珍しくありません)。


















































