泉駅周辺には娯楽施設有。動物と触れ合える住宅型有料老人ホームも

泉駅は、福島県いわき市泉町の滝尻上谷地に位置するJR東日本「常磐線」・「福島臨海鉄道本線(貨物線)」の駅です。1897年(明治30年)開業の駅で、重要港湾「小名浜港」の最寄駅。現在は、エスカレーターと車イス用トイレ、みどりの窓口もある橋上駅舎で、駅の近隣に日産自動車いわき工場があるため、駅舎にもエンジンなどが展示されています。
ICカード「Suica」も使用可能な駅で、2面3線のホームには日立・水戸・土浦・上野・東京・品川方面行き上り列車と、いわき・竜田方面行き下り列車が停車。特急も停車しますが、上下線共に1時間に1~4本程度。朝の5時から深夜23時まで運行しています。1日の平均乗車人員は2,256人です。(2014年調査結果)
泉駅は駅の小名浜地区への最寄り駅で、新常磐交通バスが連絡。駅の出入口にはタクシー乗り場も設置されています。駅前のバス停には江名経由いわき駅行きや小名浜車庫行きなどの一般路線バスと共に、いわき秀英高校や湯本高校など近隣高校へのバスが登校日の朝のみ発着。路線バスも朝だけ運行が多いため、事前のチェックが必要です。
泉駅周辺には工業団地が多く、高等学校や交番なども。道路も整備されており、福島県道15号・20号・56号・24号が走行。常磐バイパスも通っていますので、車での移動もスムーズです。
駅の近隣には映画「フラガール」で有名になった“東北のハワイ”こと「スパリゾートハワイアンズ(旧・常磐ハワイアンセンター)」があります。
また、駅の東側には太平洋が広がっており、沿岸部には「いわき小名浜みなとオアシス」ができました。海水浴やヨット遊び、海上遊歩道散策や釣り、潮干狩りが楽しめるスポットで、市観光物産センターいわき・ら・ら・ミュウや環境水族館アクアマリンふくしまなどがあります。現在、年間約250万人もの観光客が訪れる場所で、福島県内随一の観光地です。
泉駅エリアには、安めの住宅型有料老人ホームなどもできています。中には園芸療法の一環で花壇に花を植えられたり、農園で農作業ができる老人ホームも。猫や犬と触れ合えるアニマルセラピーも行っています。
介護付有料老人ホームは少々高めですが、手厚い介護や看護が受けられるので、介護度が高い方や持病がある方も安心です。