会津地方では、交通面でいちばん便利な地域です

駅の周辺は、市の中心地区の周縁部となっています。市役所のような行政機関が集中する地区や商店街、観光名所などからはやや離れていますが、企業の事業所が集まった区画や宅地などが駅の周囲に集まっています。この10数年で商業施設が駅のすぐ近くに急速に増えている点は、注目に値するでしょう。
会津若松駅の近くを走る車道は、うまくコースをたどれば国道118号線・121号線・401号線などに簡単にアクセスできます。駅前で乗り降りできる路線バスは、すべてを会津乗合自動車に運行されています。駅から少し離れた停留所に関しては、桜交通や広田タクシーのような他社が管轄する路線も乗り入れていますが。
会津若松駅は、JRの一般路線が2種類(磐越西線・只見線)乗り入れています。磐越西線については、中間地点に近いあたりに位置しています。管内では乗り換えできる駅は、発着駅と終着駅に制限されます。
発着駅である郡山駅では東北本線・磐越東線・水郡線などに、終着駅である新津駅では信越本線や羽越本線に乗り換えできます。只見線については、2区間離れた西若松駅で下車すると会津鉄道の会津線に乗り換えできるほか、終着駅である小出駅まで行くと上越線に乗り移ることができます。
会津若松駅の利用率は、今世紀に入って以後は低下を繰り返している状態です。1日毎の乗客数を調査すると、3000人以下に落ちたのは2004年だったことがわかります(その後、1回だけ3000人台に戻ったことがありますが)。2500人委家に落ちるのも時間の問題と思われましたが、2010年代に入るとやや微増する年が連続しています。
会津若松駅の近辺で介護施設を探すときは、どの方角もよくチェックするようにしたほうが正解でしょう。駅から2キロ以内となると、施設はかなり少ない様子があるのですが2~6キロくらいの範囲で探すなら、あちこちに分散されています。
よく見かけるのはグループホームで、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームは少しずつ見つかります。料金設定は施設ごとの違いが大きいのですが、グループホームであれば安いことがほとんどです。