学園が多い折尾駅周辺には音楽セラピー等のあるグループホームも
折尾駅は、福岡県北九州市の八幡西区堀川町にある、JR九州「鹿児島本線」と筑豊鉄道の「筑豊本線」の駅。明治24年開業。当時は別々の場所にありましたが、その後、現在の場所に共同駅が建てられました。1階に筑豊鉄道の駅舎、2階にJR九州の駅舎がある、日本初の立体交差駅が誕生したのです。今は鹿児島本線が高架駅で、上りは黒崎・小倉・門司港方面へ、下りは香椎・博多・大牟田方面へと向かう普通列車と、特急「ソニック」「にちりんシーガイア」「きらめき」が停車する駅。高架部分にはエレベーターもあるバリアフリー駅です。筑豊本線は「若松線」と「福北ゆたか線」の2線で、若松線は鹿児島本線と同じエリアにある地上駅。若松・直方方面へ向かう電車が停車します。一方、福北ゆたか線の乗り場は少し離れており、駅の南東にある「鷹見口」と呼ばれるホームです。こちらには上りは黒崎・小倉・門司港行き、下りは直方・飯塚・博多行きの電車が止まります。一日の平均乗車人員は全線合計で約1.6万人。現在、折尾駅は改装工事が成されているため、駅の北口に設置された仮駅舎を利用して乗り降りをする状態です。北口仮駅舎前の広場はバス・タクシー専用エリアで、多彩な路線バスが乗り入れています。バスは本城西団地行きや北九州空港行きなどが発着。人々の足代わりとして活躍中です。全ての工事の終了予定は2021年ですが、新しい折尾駅が誕生すれば、ますます折尾駅および駅周辺の利便性が高くなるでしょう。「バスが電車の乗り換えが楽」「周辺に学校が多数」などの理由から学生の多い駅。駅周辺には飲食店やコンビニが並び、その先には大型電気店や衣料品の店なども。「折尾のかしわめし」という東筑軒の駅弁が大変有名で、折尾駅だけでなく北九州市の名物となっています。また、折尾駅エリアには老人ホームもあります。住宅型有料老人ホームの中には、認知症ケアに重点を置き、認知症の方が安心して暮らせる環境を整えている所も。そして、グループホームも点在しており、音楽セラピーや学習療法などの積極的な認知症ケアをしているホームもあります。エリア内には月額利用料が15万円未満といった金額のホームが多いのが特徴。入居時の費用は場所や部屋によって違いますので、見学時に詳しく聞いてみると良いでしょう。折尾駅エリアは店も多く、学生が多い賑やかな場所。シニア世代も楽しく暮らせると思います。








