新宮町は交通網も整った場所。食事に拘る住宅型有料老人ホームも

糟屋郡新宮町は福岡県の北西エリアにある町で、玄界灘に面した町とその沖合にある「相島(あいのしま)」で構成されています。
新宮町は海も山もある自然豊かな町で、町の北側に続く沿岸部は「玄海国定公園」に指定されるほど美しく、反対の南東部には立花山がそびえています。
そして、町の中心部を走る「国道3号線」沿いにはさまざまな店舗が並んでおり、休日はなかなかの賑わいです。
交通アクセスとしては西日本鉄道の西鉄貝塚線が、終点である「西鉄新宮駅」に停車。
この線は福岡市の地下鉄貝塚線とも繋がっていますので、天神などの福岡市を代表する商業集積地にも行きやすいのがメリット。
また、JR九州の鹿児島本線が「新宮中央駅」に乗り入れています。
バスは西鉄バスと新宮町のコミュニティバスである「マリンクス」が町内や隣接する福岡市などを結んでいるので便利です。
地理的に福岡市に近いため同市への通勤者が多く、人口の約44%を占めています(2000年調査)。
ベッドタウンとしても人気があり、人口は年々増加中。1990年代まで1万人台だった総人口も、2010年には約2.5万人まで増えています。
さらに、2023年には人口3万3,448人まで増加、高齢化率は19.2%との調査結果が出ました。
全国平均が29.0%ですので、新宮町は大変若い街であると言えます。
しかし、新宮町は介護保険サービスに加え、さまざまな高齢者向けの福祉サービスを展開。
一例としては「町営渡船旅客運賃助成事業」を立ち上げ、70歳以上の高齢者が、新宮から相島まで町営渡船に乗る際の運賃を助成。
シニア世代が生活しやすい町を作ろうとしています。
新宮町には駅から近く、アクセス良好な介護施設が多数あり、ご家族なども面会に来やすいのが魅力。
料金も手頃で、住宅型有料老人ホームでしたら、入居時の費用や月額利用料が15万円未満で収まるホームも。
食事にもこだわっており、暖かな手作り料理が毎日食べられるように配慮しています。
食べやすく加工した「介護食」も選べますので、体調が悪く、飲み込みにくい日などは気軽に相談すると良いでしょう。
また、グループホームなども町内に点在。
一度、認知症の方とそのご家族には実際に見学に行って、そのアットホームな雰囲気などを感じていただきたいです。
新宮町は自然が美しい場所。
商店や飲食店も多く生活しやすいでしょう。
加えて、足を伸ばせば福岡市にも気軽に遊びに行ける立地。
シニア世代も楽しく暮らせる場所だと思います。