筑前山手駅周辺は大自然が広がる。グループホームは和室もあり家庭的

筑前山手駅は、福岡県糟屋郡篠栗町の大字篠栗に位置するJR九州「篠栗線」の駅。篠栗線の中でも福北ゆたか線の愛称区間です。1968年国鉄の駅として開業し、1987年にJR九州の駅になりました。ICカード「SUGOCA」はチャージはできませんが、利用は可能です。エレベーター等が設置されていないので、今後のバリアフリー化が期待されます。
1面1線のホームには、福北ゆたか線の桂川・直方・折尾方面行き上り列車と、長者原・博多方面行きの下り列車が発着。上下線共に1時間に1~3本程停車し、博多行の通勤時間帯のみ4本程止まります。運行時間は朝の5時から深夜0時までと長め。
山間部にある駅で、ホームからは八木山バイパスが見えます。国道201号が福北ゆたか線と並走しており、車での移動もスムーズな場所です。駅エリアには篠栗新四国八十八箇所霊場である篠栗四国第十一番札所と第五十二番があるため、巡礼者が喜ぶお土産店や旅館が点在しています。
駅前には「山手」バス停があり、平日限定1日1本のみですが、篠栗、長者原、天神、大濠公園等を巡る西鉄バス筑豊が発着。篠栗町のコミュニティバスである「オアシス篠栗巡回バス」も止まります。このコミュニティバスは1日に2本しか止まりませんが、町内を巡る無料バスなので大変便利。
東隣の「城戸南蔵院前駅」まで1.5kmと近く、沿線の列車も利用しやすいでしょう。その名の通り篠栗四国第一番札所である南蔵院の最寄り駅で、近隣にはゴルフ場もあります。一方、西隣の「篠栗駅」は3.1kmと遠いですが、駅の周りはスーパーや図書館、ホームセンターや総合病院等が集まっている利便性の高い場所です。
駅エリアにはグループホームや特別養護老人ホーム等のシニア向けの住まいも増加中。アットホームな施設が多く、ホームによっては皆でくつろげる和室もあるのが魅力。居心地がよく、ご自宅での生活とあまり変わらない日常が送れるでしょう。
筑前山手駅付近は、大型商業施設や民家は少なく、山手公民館や展望台もある葬祭場等がある程度。雄大な山々が連なる大変静かなエリアで、北側には鳴渕ダムが広がっています。
福北ゆたか線のおかげで、福岡の中心「博多駅」までも直通。25分程度で行けるのもメリットです。介護施設をお探しの方は、一度駅周辺にあるシニア向けの住まいにも見学にお越しください。