施設の多さや入居料金の安さでは定評がある土地です
過去10年間における駅舎や周辺のリニューアルが鮮烈な、直方駅。旧駅舎は明治期に建造されたもので捨てがたい味わいが人気を博しており、地元から有志による保存要求活動が巻き起こったほどでした。地域愛にあふれた市民がたくさんくらしている土地柄であることは疑いありません。現在は、駅舎も駅前のロータリーなどもまとめて一新されており、高齢者のようなハンディキャップを抱えた利用者にも使いやすい交通インフラとして新しいスタートを切ったところです。駅の周囲は、市の中心市街地が連なるエリアです。公共の施設や金融機関の支店、また医療機関などが特によく見つかる一帯となっています。市内でいちばん大きいと言われる商店街が残されていることも、忘れてはいけないポイントでしょう。直方駅は、国道200号線に近いほか県道が特に多い場所に所在しています。県道27号線や28号線、さらに40号線や73号線などに簡単にアプローチできます。バスについては駅前のロータリーないし付近の西鉄バスグループ直営のターミナルのどちらかで利用するのが便利です。このエリアでは西鉄バスグループのほかJR九州バスと市営のコミュニティバスが一般路線を提供しています。直方駅は、JRと平成筑豊鉄道が接続する駅です。JRについては福北ゆたか線の管内にあります。乗り換え場所でいちばん近いのは新飯塚駅でしょう。後藤寺線に乗り換えできます。平成筑豊鉄道については伊田線の発着駅という立場にあります。乗り換え場所は2駅だけですが、田川伊田駅まで行くと田川線およびJRの日田彦山線に乗り継げるというメリットがあります。直方駅の利用率は近年、細かな上下を繰り返しています。1日平均の乗降客数を調べると、JR側では6,000~7,000人の間で、平成筑豊鉄道側では1,000~2,000人の間で変動しており、一貫した傾向などは特に見られません。直方市でも高齢化は他人事ではありません。介護施設の増設はよく求められており、直方駅の近くを含めて随時増やされてきました。おかげで直方駅の周囲では駅から近距離圏~遠距離圏を問わず、公営の施設・民営の施設ともに建てられてきました。その数がいちばん多そうなのはどうやら駅から3~5キロ圏内のようです。徒歩10分圏内となると戸数はかなり減ってしまいますが。施設のタイプについてはグループホームが、次いで住宅型有料老人ホームが多く見つかります。入居コストは、平均的に安く月額の負担が10万円前後かそれ以下というところが当たり前のように出てきます。
























































