独特のイベントや設備のある施設を探せます
津福駅のプラットホームに降り立つと、駅の東側と西側とでやや対照的な風景を目の当たりにします。どちらの方向も、駅から近い範囲に市街地がつくられていることに変わりはありません。しかし駅の西側については、しばらく直進するとやがて建物のほとんどない光景に出くわします。農地や空き地などが土地の大半を占めており、曲がりくねるように流れる筑後川の東岸までほぼ同じ光景が続いています。その一方駅の東側は、南方に進まない限り農地や空き地などはほとんど目にとまりません。かなり建物が密集した土地がずっと広がっています。津福駅を出てからバスに乗りたくなった時は、西鉄バスが乗り入れる停留所で待機することになります。津福駅は、西鉄天神大牟田線に所属する駅です。管内でみると、急行列車は一部を除いて通過する駅となっています。急行や特急に急いで乗り換えたいときは、2~3区間はなれた花畑駅・西鉄久留米駅・大善寺駅などで乗り換えることになるでしょう。よその路線を利用したいときは、最寄りの乗り換え地点となっているのは5区間離れている宮の陣駅。この駅は西鉄甘木線と接続しています。さらに3区間先へ行くと、西鉄小郡駅に到着します。この駅では甘木鉄道の甘木線への乗り継ぎができます。その先は10キロ以上乗り換えの機会は訪れませんが、西鉄二日市駅まで行くと大宰府線に乗り換えるチャンスが発生します。津福駅の利用率は、近くにある団地や工場などに支えられてきましたが、少し前までは徐々に下がっていました。ただし近年は横ばい気味に変わりつつあります。1日あたりの乗降客数は、2011年以降はずっと2500~2600人の間で推移しています。微増する年と微減する年を繰り返すようになっており、この傾向を喜ぶ関係者が一定数存在します。津福駅を起点として介護施設を探すなら、駅から6キロくらいの範囲をまず探すようにすることをおすすめします。駅の西側については、建物をつくれる土地が限られているため、探しやすいかもしれません。いずれにしても、駅から相当に近い範囲で施設を見つけることは並大抵のことではないでしょう。結果によっては、駅から10キロくらいのところまでよくチェックするほうが正解です。施設のタイプについては、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームなどが考えられます。入居料金については、都心部などの相場と比べるとだいぶ安くなる点がこの界隈の長所といえます。











