水縄断層の裂け目が駅のすぐそばまで迫っています

駅の周囲は住宅などが立ち並んでいますが、遠くを見渡すとすぐに豊かな山林が目にとまります。自然を身近に感じながら余生を過ごせるという点が最大のセールスポイントかもしれません。
御井駅は、九州自動車道に近い位置にある駅です。もっとも幹線道路に関して書くなら、筑後街道のほうが駅に近い上に使いやすくて便利です。タクシーやマイカーの送迎を予定するときは、この道路を使うことがおすすめ。バスに関してもこの道路沿いに停留所がひとつ置かれています。御井駅前で乗り降りできる路線バスは、西鉄バスグループによって管轄されています。
御井駅は、JRの久大本線に所属する駅です。発着駅である久留米駅に近く、4区間しか離れていません。この発着駅は、鹿児島本線と九州新幹線の乗り換え場所という役割を引き受けています。この路線は福岡県から大分県をつないでおり、終着駅は大分駅となります。この終着駅では、日豊本線と阿蘇高原線への乗り換えを実行できます。この2駅を除くと、乗り換え場所は1駅しかありません。夜明駅とは7区間離れていますが、日田彦山線への乗り換えが実現する中継地です。
御井駅の利用率は、完全に無人化されていることから推測できますが非常に低水準で推移してきました。1日平均の乗客数は数百名程度であり、昨今であれば200~300人程度にとどまることがほとんどでしょう。
御井駅の近くは依然と比べればずいぶんと宅地および人口が増えているようです。しかし介護施設の設置状況に関しては、まだこれからという段階です。シルバー世代向けのロケーションという観点から評価するなら好ましいですから、近い将来はもっと増えそうなのですが。
いずれにしても今すぐに介護施設に入りたいなら、いろいろな条件を設定して周到に調査を繰り返すことが大事でしょう。うまくいけば、駅から数百メートルという絶好の条件で入居できる機会があります。施設のタイプについては、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなどがメインとなっています。入居料金は月額使用料・入居一時金ともに格安なことが多いです。