駅前が生まれ変わっています。見違えるように便利に
2015年の8月から、新しい出入口(西口)が一般開放されたばかりの犬塚駅。駅前のスペース全体が、最新のテクノロジーを駆使して高い利便性の下で運営されている点が特色です。ひと昔前は、駅構内の設備の不便さが顕著なまま放置されており、またバリアフリー関係の整備も著しく遅れていましたが、そのような悪評を一気に吹き飛ばす形でリニューアル工事が着工されました。犬塚駅は、列車を降りてからバスやタクシーを使いたくなったときにとりわけ便利。路線バスについては、市営のコミュニティバスがたくさん発着しています。駅の周囲は、住宅地として使われている区画が過半数を占めています。特にコンパクトな集合住宅や戸建て住宅がたくさん所在する土地です。駅の東側に出ると、すぐそばに「水沼の里2000記念の森」という名の公園があります。子連れの保護者がよく利用している施設ですが、もちろん高齢者にとっても居心地のよいスペースとなっています。祭事の際はおおぜいの見物客を動員してきました。犬塚駅は、西鉄の天神大牟田線の管内にある駅です。管内では現在、一部の急行列車のみが停車する駅とされています。急行および特急を自由に使いたいときは2区間離れた大善寺駅で降りて待つことがおすすめです。よその路線への乗り継ぎに関しては、最寄りの経由地となっているのは10キロ以上離れた宮の陣駅。この駅では西鉄甘木線を利用できます。宮の陣駅から3区間先へ行くと西鉄小郡駅が見えてきますが、この駅では甘木鉄道の甘木線への乗り換えが可能となります。犬塚駅の利用率は、少し前までゆっくりと下降線をたどっていました。1日ごとの乗降客数が1200人未満となったのが2008年。その翌年には1100人未満に落ち、さらに3年経つと1000人未満となりました。幸運なことに近年は、横ばい気味に変わりつつあります。犬塚駅の近辺から、余生を過ごす介護施設を探し出したいときは駅から4キロくらいの範囲を検索の対象にするとよいでしょう。1キロ以内といった近場に執着するとうまくいかない恐れが強まってしまうのですが。1キロを過ぎたあたりからは、たいていの場合は徐々に施設が視界に入ってくるはずです。施設のタイプに関しては、サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・住宅型有料老人ホームなどが中心的ですが、特定のタイプが多いといった特徴は見当たりません。コスト面ではとても安く、財政を圧迫しない金額で契約できるところが多数あります。








