住宅地と田園風景が織りなす独特のたたずまい

駅の開業から約30年が経過していますが、ただびっしりと団地や集合住宅が並ぶだけではありません、少し離れた場所には昔ながらの物静かな田園や緑地がわりと残っており、少し歩くだけで簡単にリラックスできる風景を鑑賞できます。
駅の近くには志井公園がありますが、その名前にちなんだ志井公園駅がある点もこの地域の特色です。JR日田彦山線が通っており小倉駅から日田駅までストレートで行けるというメリットにあずかれます。九州自動車道・東九州自動車道が交差する北九州ジャンクションも手近なため、タクシーやマイカーでの遠出もまったく難しくありません。
もっとも小倉駅に行きたいときは、まずこの駅からモノレールに乗れば事足りる話ですが。その途中に城野駅がありますが、ここで降りても小倉駅と同様に日豊本線や日田彦山線に乗り換えできます。
この駅の利用率はきわめて安定しています。2000年以降の調査によると、1日平均の乗客数は毎年1800~2000人台の間で上下するだけです。これからも長い間、何の懸念もない経営状況が続くことが予想されます。
それでは企救丘駅を中心に介護施設を調べた場合の特徴を振り返ってみましょう。住宅地が駅の近辺に密集している地域であるものの、駅のすぐそばで介護施設を探すのは残念ながら難しい状態です。しかし、数キロ離れるだけで一気に見つけられる施設の数は増えますし、入居者のコメントによると距離があるからといってそれほど不便な思いを強いられるわけではない様子です。
最近見つかりやすいタイプといえば、高齢者住宅・サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・住宅型有料老人ホームといったところでしょうか。これらの施設についてチェックすると、よその地域では高くつくことが少なくない施設であっても、意外なくらい安いコストで面倒をみてもらえるというメリットがあることがわかります。入居一時金・月額使用料ともに10万円以下、もしくは15万円以下というパターンが実際にありふれたものになっています。広々とした部屋や眺望の良さが光る施設も多いですから、よく確かめに出かけてみましょう。