買い物を楽しめる場所がずいぶんと増えています

春日原駅は、40年以上前に九州地方で初となる橋上化が実施された駅でした。しかし現在また新たな工事計画が浮上しており、5年以上かけて高架化工事などが実行に移される方向で、進んでいます。
春日原駅の周辺の歴史は古く、恵比寿神社や「筒井の井戸」といった史蹟などが大切に保存されてきました。しかし人の気配のない土地が多いわけではありません。現代風の大型のショッピングモールなどが散在しており、買い物や気晴らしを得たいときは簡単に手に入れることができるでしょう。また、春日原駅に降り立ってからバスに乗りたいときは、西鉄バスグループまたは市営のコミュニティバスの路線を利用することになります。
春日原駅は現在、西鉄天神大牟田線の管内にある駅です。急行列車が停車する駅に指定されています。特急は停まらないですが、薬院駅または西鉄二日市駅でつかまえることが可能です。これらの2駅はどちらもよその路線への乗り換えの望みがある駅です。薬院駅では福岡市営地下鉄の七隈線に、西鉄二日市駅では大宰府線に乗り継ぐチャンスがあります。
なお春日原駅から南西方向に500メートルほど歩くと、JRの鹿児島本線の春日駅が見えてきます。春日駅から乗車すると、博多駅で乗り換えて山陽新幹線や九州新幹線を利用するチャンスを持てます。
春日原駅の利用率は21世紀に入ってからはほとんど変わっていません。1日あたりの乗降客数は、この15年間ずっと1万9,000~2万1,000人の間で推移しています。横ばいを続けているといってよいでしょう。
春日原駅の周辺でも少子高齢化の動きは年々顕在化しています。特別養護老人ホームのような公営の介護施設が駅の近距離~中距離圏内にいくつか建てられています。ただし人気が常時高いため、すぐに入れなくても不思議ではありません。介護付き有料老人ホームを中心に、民間事業者が手掛ける施設が増えていますから、なるべく上手に使うべきでしょう。
駅から1~3キロ圏内が、こうした施設がいちばん多く建てられているエリアとなっています。現在の春日原駅の近辺にある施設は、月額使用料が20万円以下という手ごろな料金で入れるところが主流となっている模様です(有料老人ホームは料金が高くつくことがありますが)。