学生街・ベッドタウンとして栄えている地区です

昭和が終わって間もないころにオープンした、九産大前駅は、駅の東側(徒歩数分の場所)を海の中道線が通り抜けています。その線路の向こう側に、九州道形短期大学のキャンパスがあり、さらに九州産業大学のキャンパスが広がっています。
これらの文教施設を除くと、駅の四方は基本的に宅地として開発されてきました。特に駅の東側(大学の北側)には団地や集合住宅が集中し、駅の西側は、どちらかといえば戸建て住宅が大量に立ち並んでいる印象です。
福岡市東区はもともと、ベッドタウンという特色が目立つエリアでした。このため、市内中心部などに通勤する住民が多く、それに加えて、九産大前駅の周囲は学生が集まるため、単身者の住まいもたくさん見られます。九産大前駅は、国道495号線のすぐそばに建てられている駅で、この車道を南下していただくと、じきに福岡都市高速1号線への出入り口にアクセスできます。
九産大前駅は、JRの鹿児島本線に所属する駅です。快速や準快速は停車しませんが、両隣の駅(香椎駅・福工大前駅)で乗り換えができ、香椎駅については、海の中道線へのお乗り換えも可能。香椎駅の向こうにある千早駅では、西鉄貝塚線をご利用になれます。
千早駅から2区間お進みになると、吉塚駅に到着します。吉塚駅では、福北ゆたか線への乗り継ぎができ、そして吉塚駅の隣には博多駅があります。博多駅まで出向いていただくと、博多南線・山陽新幹線・九州新幹線、福岡市営地下鉄の空港線をご利用できます。
九産大前駅の利用率は、今世紀に入ってからしばらくの期間は低下していました。1日ごとの乗客数を計算しますと、2001年の段階では6,800人を超えていたことがわかります。その5年後に6,200人未満となりました。しかしその後は回復しており、2012年以後は毎年連続して7,000人を超えています。
九産大前駅を中心に介護施設をお探しになる場合は、まずは駅から1km以内の近場を集中的にチェックしてみます。駅から徒歩15分以内、うまくいけば10分とかからない好立地の施設に入居できます。
とはいえ、駅から遠く離れたところにも評価の高い施設が点在しています。そこで、駅から5~10km圏内という条件で探します。施設の種類に関しては、サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・住宅型有料老人ホームなどがメインです。