豊かな自然に囲まれて、リラックスした余生を送りましょう

もっとも、駅の誕生した時期をさかのぼると90年以上前となっており、長年にわたって周辺の住民の暮らしに貢献してきた駅であることは間違いありません。2008年には、ICカード「nimoca」の供用がスタートしており、よその駅と比べて新しいシステムの普及から取り残されているようなことはいっさいありません。
馬田駅の周囲は実際に、自然や樹木などが残る地帯や数十年と変わらない住宅などが続く光景に支配されており、商業地区やオフィス街などとはほぼ無縁のエリアです。「騒音などから逃れて暮らしたい」と願う高齢者には特に居心地がよい雰囲気です。浄土真宗本願寺派の鳳凰山明福寺などが建てられているあたりは、特に落ち着ける雰囲気でいっぱいです。そのかたわら、イオンのショッピングセンターといった、必要な買い物などを手早く片づけるための商業施設はしっかりと用意されています。
いちばん近い幹線道路は、国道500号線となります。バスは目下、甘木観光バスグループの路線が若干数走っているだけですが、小学校の前というわかりやすい場所に乗り場が設置されています。
馬田駅は、久留米市から朝倉市を結ぶ形で敷設されている甘木線に属する駅。馬田駅は、終点である甘木駅の隣駅です。隣駅で降りると、そこからは甘木鉄道の甘木線に乗り換えることが多いはずです。この駅を除くと、乗り換え場所は起点である宮の陣駅しかありません。宮の陣駅では、天神大牟田線が待ち構えています。
馬田駅の周辺は最近、だんだんと介護施設の活躍がエネルギッシュになっています。とりわけ住宅型有料老人ホームの進出が顕著です。駅の周囲に建てられた施設の数だけで考えるなら取り立ててさわぐほどのことはないかもしれませんし、駅から5~10キロくらい遠ざかった場所で探す必要性は出てくる可能性があります。しかし、提供しているケアサービスの質や入居で発生する費用に関しては、高い評判が圧倒的に多い模様です。
心が洗われるような美しい自然に囲まれていることが多いため、慣れてくると少しずつ身も心もリフレッシュされるという特典もついてきます。一度見学や体験入居を実施して、実を持って感じ取ることをおすすめします。