比島駅は雄大な自然に囲まれた駅。グループホームは食事が手料理
比島駅は、福井県勝山市遅羽町比島に位置するえちぜん鉄道「勝山永平寺線」の駅です。1931年開業。2001年から休業していましたが2003年に再開しました。
無人の地上駅ですが、待合室等もあり、駅回りの草木や花も愛らしいです。駅の周りは美しい木々が見られ、秋には紅葉も綺麗な場所。味わい深い雰囲気に包まれた駅であるため、鉄道雑誌にも度々掲載されています。
1面1線のホームには、福井方面行きの上り列車と、勝山方面行きの下り列車が停車。快速も止まらず、発着本数は上下線共に1時間に0~2本程と少ないですが、運行時間は朝の6時から深夜23時までと長めです。
北は九頭竜川、南は山に挟まれており、川を渡る橋も近くにないため、利用者数は極端に少ないのが特徴です。一般道路が勝山永平寺線に並走しており、駅の北には県道168号も走行。
両隣の駅も近く、西隣の「発坂駅」まで1.9km、東隣の「勝山駅」まで1.4kmです。隣の発坂駅との間の住宅エリア(九頭竜川の北側)は、県道17号沿いを中心にホームセンター等の商業施設多数あるため、買物が出来ます。しかし川の南は山間部で、勝山永平寺線は比島駅から発坂駅まで林の中を通ります。列車からは生き生きとした緑が見られて綺麗です。
一方、勝山駅との間には九頭竜川の河川敷に大きな緑地も出来ています。散歩等に丁度良いでしょう。何より、勝山駅は勝山市役所の最寄り駅で、勝山市の中心駅。市役所の周りには個人商店や飲食店、書店、スーパー等の商業施設が顔を並べています。
また、市立図書館や市営武道館といった公共施設も集まっている場所ですので、足を伸ばせば便利です。比島駅の近くにバスの発着所もありますが、勝山市内を巡る路線バスが、朝1本止まるのみなので、勝山駅まで出て、駅前ロータリーにある「勝山駅前」停留所(市内の全公共交通機関が発着)を利用した方が本数も多いです。
福井県立恐竜博物館も比較的近く、この博物館は国内最大級の恐竜博物館の一つですので、好きな方には堪らないでしょう。
駅エリアにはグループホーム等のシニア向けの住まいも出来ています。グループホームは入居時の費用10万円前後・月額利用料は15万円以下。食事は手料理で、温かい料理が毎日食べられます。
比島駅周辺は雄大な自然が満喫出来る場所。少し行けば商業施設もあるエリアですので、一度駅周辺のシニア向けの住まいにも見学に来て頂きたいです。




















