駅の北側は水田、南側は市街地と対照的な光景です
横田駅は大正初期に創設されており、すでに1世紀を超える歴史を持っています。開業から数年間は、中川駅という呼称でした。現在も、木造の駅舎を手入れしながら使用しています。2008年に、洗面所が完成しました。
袖ヶ浦市には稲作地帯が多く、横田駅の周囲もその一帯となっています。特に駅の北側は、目の前から豊かな田園風景が広がっており、初めて訪れた乗客の目を和ませる効果があります。
市街地は主に駅の南側に、小櫃川の北岸にかけて延びています。駅に近い範囲には飲食店や商業施設がかたまっており、駅のそばにお出かけになった場合はさまざまな楽しみ方が考えられます。
横田駅にいちばん近い幹線道路は、駅の南口から至近距離にある房総横断道路でしょう。この車道に沿ってしばらく西方向にお進みいただくと、やがて館山自動車道への乗り入れが可能な場所にアクセスできます。駅前のバス乗り場でお待ちになると、日東交通が運行する路線をご利用になれます。
横田駅は、JRの久留里線に所属する駅です。久留里線は木更津市から君津市までをつなぐ路線になっています。その他の路線へのお乗り継ぎについては、発着駅である木更津駅に限定されます。横田駅は木更津駅とは10キロ未満の距離ですから、移動に長時間は必要となりません。木更津駅では、内房線のご利用が可能となります。
横田駅の利用率は、平成に入ってからゆっくりと低下しています。1日あたりの乗客数を計算しますと、1994年までは400人以上だったことが判明します。今世紀に入って間もなく、2002年に初めて300人以下となりました。その後は、微増という結果になる年がときどき確認されていますが、全体として減少がまだ続いています。
横田駅の周辺に建てられた介護施設にご関心をお持ちの場合は、駅からまずは3~4キロくらいの範囲をあたってみることをおすすめします。それでもあまりご納得できない場合は、その2倍くらいに範囲を拡大してはいかがでしょうか。
施設の種別に関しては、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅あたりが比較的見つかりやすいでしょう。デイサービスなどを併設しているところが目立ちますから、試しに利用してみるのもいい考えです(もちろん、見学や体験入居もおすすめです)。料金面では、月額使用料の相場はおそらく10~15万円くらいの手ごろな金額になるでしょう。





