美しい湖のほとりは、散策するだけでも心が洗われます

周辺全体が貴重な生態系を育む場所であることは有名ですが、ワカサギやヘラブナといった淡水魚のメッカである事実も釣り人の間で有名です。湖水浴客や釣り目当ての観光客が年間を通じてさかんに訪れるエリアとなっています。高齢者にとっては、自然の美しさを愛でる楽しみを持てる環境といえます。姉戸川温泉に近いことも、プラスになる要素でしょう。
小川原駅は、十和田観光電鉄がサービスを行う範囲に含まれています。駅前にて、2系統の路線を利用できるようになっています。このほか、上北郡東北町が運営するコミュニティバスを使うという手があります。
小川原駅は現在、青い森鉄道線の中では快速列車が停車しない駅となっています。急ぎの用件ができたときは、隣の三沢駅で乗り換えることが妥当な選択となるでしょう。時間帯によっては、上北町駅でも快速列車はつかまえやすくなりますが。
いちばん近い乗り換え場所は、4区間離れた野辺地駅です。野辺地駅では、JRの大湊線への乗り継ぎが可能です。もっとも、直通運転も部分的に実施されていますが。それから、八戸駅の存在を忘れてはいけません。八戸駅では、JRの八戸線および東北新幹線が停車しますから、この駅で下車すると移動できる距離が一気に長くなります。
小川原駅の近隣では少子高齢化は着実に進行してきました。その動きに比例するかのように、介護施設の需要はじわじわと高まってきましたが、その結果格安の介護施設が(ゆっくりとではあるものの)増設されることになりました。
青森県内は、全国的に見て介護関係のコストが安めになるという特徴がありますが、施設の入居に関してもそれはあてはまります。格安のサービス付き高齢者向け住宅は近年、だいぶ多くなっており予算が潤沢ではない場合でも受け入れてもらえるチャンスがたくさんあります。
入居一時金がゼロであるケースや、月額使用料が10万円未満であるケースが本当に多いです。だからといって、設備やサービスなどの内容が物足りないということはありません。駅から距離がある施設が大部分を占めているため、20~30キロくらい離れたあたりも見落とさないように注意することが、施設探しの際に心得ておくべき秘訣でしょう。