バスやタクシーが便利で、名古屋市内に楽にお出かけできます

愛知県の西部、名古屋市のすぐ隣に位置する海部郡大治町。
南側を名古屋市の中川区・中村区に、北側をあま市に取り囲まれているのが印象的です。
名古屋市との境界線上を流れているのは庄内川で、その西側を新川が南北に流れています。
庄内川の河川敷に出向いていただくと、ゆっくりと散策を楽しんでいただける広々とした公園にお立ち寄りいただけます。
平坦な土地が多く、大規模な市街地の造成が容易だったことと名古屋市のすぐそばにあることから、早くからベッドタウンとして開発されてきました。
お買い物などをする場所に不自由することはまずないでしょう。
今世紀に入ると大型の集合住宅やインフラの整備がいっそう活発になっているため、人口密度がとても高い自治体になっています。
大治町は広大な町ではありませんが、寺社仏閣はあちこちに残っています。
代表的な名前をあげるなら、宝昌寺や明眼院、稲荷社や天満宮が有名です。
明眼院は、日本最古の眼科専門の医療機関だったことが確認されています。
14世紀の時点で、結膜炎や内障などの疾患の治療を実践していたことは、驚嘆に値する業績でしょう。
この地域の歴史を詳しくお知りになりたいときは、町営の歴史民俗資料質へ足を向けていただくことをおすすめします。
大治町には現在、鉄道は開通していません。
このためタクシーやバスといった車両を用いた交通サービスが、町民の足となっています。
路線バスに関しては、名鉄バスや名古屋市が運行するコミュニティバスにご乗車可能です。
名鉄名古屋駅に直行していただける路線があります。
タクシーについては、フジタクシーなどのサービスがよく使われています。
幹線道路については、国道302号線や県道59号線・68号線・79号線・117号線あたりが、通行量が多くて便利な車道でしょう。
そのほか、名古屋第二環状自動車道にお乗り入れできる中継地点が町内に3ヵ所設置されています。
大治町は前述の通り、数十年前から一貫して人口の成長が続いています。
2023年の調査では、33,356人という集計結果が公開されました。
これは、45年前のデータの2倍以上に達する数字です。
高齢化率については、同年に20.8%という記録が公開されています。
これは全国平均の29.1%と比べ、かなり低い水準です。
現在の大治町で介護施設へのご入居をご検討中の場合は、グループホーム・ケアハウス・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設あたりにご入居できる機会があるでしょう。