歴史ある伏見地下街と、名古屋インターシティと接続しています

また、2012年にエレベーターの総合的な工事が終了しており、地上からすべてのプラットフォームへ降りられるようになりました。これは近隣の高齢者にとってはおおいに勇気づけられるニュースだったと評価できます。
伏見駅に乗り入れているのは名古屋市営地下鉄の東山線と鶴舞線です。前者を使うときになんといっても助かるのは、すぐ隣に名古屋駅があることでしょう。新幹線を含めて、名古屋鉄道にもJRにもすぐに乗車できるわけです。それ以外では、これまた隣にある栄駅が、市営地下鉄の名城線と名古屋鉄道の瀬戸線に乗り継ぎできるという点で目立つ駅となっています。後者を使う場合は、そう遠くない駅の大半が、他の地下鉄と接続している駅である点が見ものでしょう。例を挙げますと、桜通線につながる丸の内駅や御器所駅、名城線とつながる上前津駅あたりがすぐに出てきます。
バス事情についても軽く説明しておきましょう。最寄りのバス停は「広小路伏見」バス停となります。ここでは市営バスに乗る人が過半数を占めていますが、名鉄バスを待つ人も少数派ながら存在します。
この駅の乗客数は、大きく変わってはいないものの長い目で見るならじわじわと減っています。ただし東山線だけだったらわずかながら巻き返しつつあるため、合計すると10数年前と比べてたいして変わっていないという結果になっています。
名古屋は、人口面で見ても経済の尺度で見ても日本で第三の大都会です。そのため「名古屋市内で介護施設を探すのは、高額のコストとの戦いになる」なんて噂が流れることがあるようです。しかしそれは一種の偏見ですし、伏見駅周辺で見てもリーズナブルなコストで契約できるところは少な目ではありません。施設のタイプに関係なく、入居一時金と月額使用料の合計が20~30万円程度で収まるところがたくさん登場しています。
伏見駅から数百メートル圏内にある施設は確かに少ないですが、バスやタクシーを使いやすい場所であることを計算に入れて入居後の生活を設計したほうが建設的でしょう。それに駅から離れているとはいえ、各部屋の広さなどを調べたら生活環境は悪いものではないことがきっとわかるはずです。