豊田街園と氷室街園が、駅を出てすぐ北にあります
道徳駅は、2005年から駅員が常駐しない体制で管理されています。しかしその2年後にバリアフリー工事が実行に移されており、高齢者や身体障害者にとって移動しやすい駅に変わっています。道徳駅は、国道247号線や名古屋市道東海橋線などに近い場所に所在する駅です。駅前に置かれた停留所には、市営のコミュニティバスが毎日やってきます。名古屋市南区は、小規模な工場地帯や住宅地、商業地区などが混在していることで有名ですが、道徳駅の周囲もその例外ではありません。特に、「道徳銀座商店街」は高齢者がマイペースで買い物などを楽しむ場所として好都合でしょう。このほか高齢者が終の棲家を構える土地としてありがたい点は、駅から歩いて10分くらいの位置に中京病院が開業していること。内科や外科を皮切りに、20を超える科目に対応しています。道徳駅は、名鉄常滑線の管内にある駅です。特急や急行といった列車は全種類が通過してしまいますが、隣にある大江駅では急行や準急は容易につかまえられます。大江駅は、築港線への乗り換え場所という役割も持っています。この路線の発着駅は神宮前駅ですが、この駅と道徳駅はたったの2区間しか離れていません。神宮前駅は名古屋本線への乗り継ぎが可能なため、乗客の間における使用頻度は自然と高いものになっています。なお終着駅である常滑駅まで行くと、空港線に乗り継いで中部国際空港にアクセスすることが簡単になります。道徳駅の利用率は、以前から低下しているとよくいわれてきました。1日あたりの乗降客数を計算すると、平成に入って間もない時期はまだ7000人を超えていたことがわかります。しかし近年は5500人を下回るようになっており、長期的な現象の影響が憂慮されることがときどきあります。道徳駅の近所は、まだ介護施設が豊富なエリアと呼ぶわけにはいかないでしょう。この点は、今後の介護事業界の奮闘に期待したいところです。最初のうちは、道徳駅からあまり遠ざからなくてもOK(たとえば、駅から1キロくらいの位置で営業している施設を見つけられるチャンスだって多少ならありますから)ですが、なかなか進展しないときは5キロ、あるいは10キロ以上遠くにある施設にも注目したほうが賢明です。施設の種別に関しては、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに出会えるケースがあります。入居費用に関しては、このような施設の種別によって大きく分かれる模様です。


























