上飯田連絡線を使って便利な移動ができるようになりました

2003年から上飯田連絡線の営業が開始されていますが、その影響で周囲の街並みは少なからず変化しています。大規模な商業施設などは現在見られなくなっているほか、駅前のバス乗り場が消滅しています。それだけ、上飯田連絡線の存在感が強まっていることは間違いないでしょう。
味鋺駅は現在、名鉄の小牧線に所属する駅です。発着駅である上飯田駅の隣駅で、この駅を発車した列車は速やかに地下鉄の範囲に突入することになります。上飯田線への直通運転もさかんに行われており、乗り換えをしなくてよいことも珍しくありません。上飯田線は2駅しか駅がありませんが、平安通駅まで行くとそこから名城線に乗って、市内各地に簡単にアクセスできます。
小牧線は、発着駅と終着駅以外に乗り換え場所がないという特徴があります。終着駅の犬山駅までは、味鋺駅から距離があります。しかし犬山線および広見線への乗り換えが可能なため、犬山駅の需要はとても高いです。
味鋺駅の利用率は、周辺の人口の変化や交通システムの変化などの影響を受けて、着実に上がっているところです。平成の初期の調査では、1日あたりの乗降客数は2000人を軽く上回る程度だったと伝えられています。しかし2000年代に入ると3000人を超える年が当たり前のように出ていますし、2010年代に入ると4000人を超えるほどになっています。
味鋺駅の近辺は介護施設がまだ少ないものの、駅から近い位置と遠い位置、双方で開業例が見られる点が特色でしょう。駅から数百メートルと便利な位置でありながら、個室や共有スペースがなかなか広い施設が何軒も見つかる点は、入居者や見学者の間でも評価が高いです。
施設の料金体系については特に目立った傾向はありません。安い施設の場合は、初期費用が20万円以内でも入居できることがありますし、50万円を超える入居一時金が必要となることもあります。
もっとも比較的高めに見える場合でも、本格派の介護付き有料老人ホームに入れるのであればトータルで見ると「安い買い物」となるのではないでしょうか。ちなみに1点付け加えると、今の味鋺駅の周囲は実際に介護付き有料老人ホームが豊富にそろっているエリアです。