木曽川を挟んで、対岸に笠松競馬場が見えます
木曽川堤駅は、その名前の通り川の築堤の上に駅舎がつくられています。川を渡ると対岸で東笠松駅が運営されていましたが、この駅が2005年1月に廃止されたためそれ以降は木曽川堤駅がこの両岸で唯一の駅となっています(対岸の近くには、竹鼻線の西笠松駅もありますが)。対岸には笠松競馬場があるほか、春になると花見ができる場所も存在します。木曽川堤駅がある場所は、平凡な市街地です。駅からしばらく東進するとやがて名岐バイパスにぶつかりますし、その向こうには東海北陸自動車道が走り抜けています。木曽川堤駅の近辺は、人口が密集している地域とはいえないでしょう。現にこの駅も、以前から職員不在の状態で運営されています。2006年までは一宮市民花火大会の最寄り駅だったため、夏になると一時的に利用客が急増するという現象が起こっていましたが(そのため、快速などの列車を特例で使えることになっていました)。1日あたりの乗降客数は、平成に入ってから1000人未満でずっと推移しているものと推測されていますが、幸い顕著な減少傾向などがみられるという指摘は出ていない模様です。木曽川堤駅は、名鉄名古屋本線に所属する駅です。隣接する笠松駅は、竹鼻線への乗り換え場所となっているほか、ミュースカイを除いたほぼすべての列車が停車するため、さかんに利用されています。笠松駅から4区間進むと終着駅である名鉄岐阜駅に到着します。この駅を経由して各務原線やJRの東海道本線・高山本線に乗り継ぎできます。反対方面では、最短時間で行ける乗り換え場所は、5区間離れた新木曽川駅です。この駅では名鉄一宮駅です。この駅は東海道本線のほか尾西線と接続しています。木曽川堤駅があるエリアは、介護施設が見つかる位置や軒数などに偏りがあるようです。そのため、近距離圏を探している間に「なかなか埒があかない」と思えたら、早めに探し回る範囲を一気に拡大したほうがよいでしょう。最初のうちは1~2キロくらいの近場ばかりをじっくりチェックしてもかまいません。実際に、グループホームや住宅型有料老人ホームなどが数軒程度なら、わりと苦労せずに見つかることでしょう。入居コストについては、地価が高い土地ではありませんし安価に設定されているところが勢ぞろいといった趣です。月額使用料の相場は、10万円を軽く超えた程度になりそうですし、入居一時金もそれと同じくらいか、またはいっさい徴収しないというところが大半です。



























































