安城市の中心地のため、ほかの駅にも近いです
安城駅は安城市の中心市街地に位置する駅。その創設は非常に古く、19世紀末期にはもう駅舎が完成していました。むしろ、安城駅が現在の地につくられたことがきっかけで、安城市の市街地が形成されたともいえます。戦前から戦後にかけての約20年間は、この駅を基点とした支線がつくられていたことが記録されています。現在の安城駅は、市役所などの最寄り駅として市内外からおおぜいの利用者が常時訪れる駅となっています。もっとも少し歩いただけですぐに平凡な宅地に突入するため、便利さと静けさの両方が共存しているエリアでもあります。商店街は、主に駅の南側に発達しています。安城駅は、北口南口双方に大きなロータリーがつくられていますが路線バスは南口に停車します。名鉄バスまたは市営のコミュニティバスを使うことができます。安城駅はJRの東海道線に所属する駅です。急ぎの用事があるときは、通常の快速列車のほかに特別快速・新快速・区間快速に乗り降りできるようになっています。そして隣接する三河安城駅では東海道新幹線への乗り継ぎができます。それ以外の乗り換え場所を探すなら、三河安城駅の3区間先にある刈谷駅や、反対方向に2区間離れている岡崎駅が近くて使いやすいでしょう。前者では名鉄三河線に、後者では愛知環状鉄道線への乗り継ぎが可能となります。岡崎駅から4~5区間進むと三河塩津駅・蒲郡駅が現れますが、これらの2駅では名鉄蒲郡線に乗り継ぎできます。安城駅の利用率は、ゆっくりとではあるものの長期にわたって上がり続けています(その発端は、昭和末期だといわれています)。1日あたりの乗客数は、1990年代後半に9500人以上を超えるようになりました。2005年に入ると10000人を突破します。2013年には11000人を超過しますが、近年は微減する年もたまに見られます。安城駅の近くで介護施設を調べたいなら、駅から2~3キロ以内がまず狙い目となるでしょう。軒数はあまりたいしたことはありませんが、開業しているところは基本的に評価が高いところでいっぱいのようです。とりわけ見つかりやすいのはグループホームですから、認知症の疑いがありそうなら一刻も早く専門医の診断書などを手に入れておいたほうが正解でしょう。グループホームを除外すると、住宅型有料老人ホームが最近軒数を増やしている段階ですから、おすすめできます。料金体系はかなり差があるため、支払い方式などはよく確認する必要があります。




















