6/24更新 花物語さがみ西

認知症介護の基本は「できるところを継続し、できない部分をサポートすること」です。ご利用者様おひとりずつで出来る部分が違っていますので、その方に合わせた生活動作をお願いして、自立した生活を送れるようにサポートしています。洗濯物のたたみや居室の清掃、料理のお手伝いなどですので、リハビリ時も危険はなく、生活の中に自然に組み込む形でお取組みいただけます。認知症症状を緩和し、進行を予防する、そんな活動を積極的に行っていきます。

地域の複数の医療機関にご協力いただいて、皆様の健康管理体制を築き上げました。往診や歯科医療により、健康を保ってお過ごしいただけています。疾患の早期発見につながることもできますので、ご家族様にとっても安心です。必要な場合は通院介助や大きな病院への紹介などご利用いただき、できるだけ負担のない形でお過ごしいただけるように努めます。ご家族様との連携も密にとり、ご不安のない毎日となるようにサポートいたします。

当施設は、全18名が共同生活を送れるホームです。施設ご入居後も自由な時間を確保するため、全室個室にして、ご自宅と同じ感覚でお住いいただいています。夜間もゆっくりお安いいただくことができ、共同生活のストレスもたまりません。ご家族様ご来訪の際は、お部屋でゆったりとお過ごしいただくことができます。また、生活のスケジュールもその方に合わせており、何かを強制したりすることはございません。その方らしい生活をサポートしてまいります。

居室の窓が並んだ、一般的な集合住宅のような施設の建物です。屋外には、植木鉢など置くことができるので、趣味の時間も持てます。

共有ルームには、テレビが設置されているので入居者様たちの憩いの場です。イスに座って、またソファーでくつろぎながらテレビ鑑賞することも可能です。

電動式のベッドで無理なく身体をおこすことができます。部屋のドアはスライド式なので力を入れずに開け閉めが可能です。

玄関前には傘立てがあります。屋根がありますので、少しの雨なら濡れずにすみます。またベンチに座って、傘をたたむこともできます。

玄関では、靴箱の隣にエレベーターが設置されています。居住者様の皆さまが、出入されるときに、ご利用し易くなっています。

エレベーターの中にある連絡用の電話は、手すりよりも低い場所についているので、車椅子の方でも緊急時に使用することができます。

廊下の手すりは、縦向きのものと、横方向に渡してあるものとがあり安全面に配慮した設計です。洗面台もあるので、こまめに手洗いができます。

体が支えられるように考えられて作られたトイレには、ひじおきと背もたれがあります。壁には、ナースコールもあるので緊急時にすぐに人を呼べます。

シャワーの前には、台があり、シャンプーだけでなく洗面器などもおいて利用でき便利です。壁には、何本か手すりを用意しています。

自分ではお風呂に入ることが難しい方でも、湯船につかることができる機器を備えた浴室があります。安全面にも配慮した専門機器です。

介護浴槽や個別浴室など、複数タイプのご入浴スタイルを選べます。お怪我のない、安全なご入浴を可能にいたします。