宇部新川駅周辺はバス路線豊富、商店街有。高齢者住宅は生活補助充実

1914年(大正3年)に「宇部新川駅」として開業した地上駅で、当初は現在の「宇部中央」バス停付近にありましたが、1923年に路線延伸に伴って現在地に移転。1943年に「宇部駅」に改称されましたが、1964年、再び「宇部新川駅」となりました。
宇部新川駅は宇部市の代表駅で、駅舎には売店やみどりの窓口もあります。2面3線のホームには宇部線の床波・新山口方面行き上り列車と、宇部・厚狭方面行き下り列車、小野田線の小野田港方面行き下り列車が停車。1日の平均乗車人員は、2000年度1,579人、2005年度1,321人、2010年度1,043人、2014年度883人となっており、緩やかに減少しています。
宇部新川駅から東隣の「琴芝駅」まで1.1km程の距離。両駅の周辺は宇部市の中心市街地で、駅前にはホテルやオフィスビル等が多数並んでいます。
宇部興産の本社の最寄り駅でもあり、以前は多数の宇部興産の社員が宇部新川駅を利用して通勤していていた為、駅と宇部興産の間の商業エリアは栄えていました。近年車通勤が増え、郊外に大型商業施設が出来たことから、かつてほどの賑わいは見られません。しかし、新川駅前商店街や松島町商店街といった昔ながらの商店街の残る場所です。散歩がてらにのんびり商店街を歩くのも時には楽しいでしょう。
バス路線も発達した場所で、駅前のバスターミナルには待合室や案内所も設置されており、宇部市営バスの運行拠点となっています。船木鉄道バスの船鉄バスや中国ジェイアールバスの高速バス「福岡・山口ライナー」も発着。新山口駅・阿知須・丸尾港・中央病院方面行き等の路線バスや、福岡や東京行きの高速バスに乗れます。
更に、駅の南東約300mの場所には「宇部中央」バス停も。宇部市営バス・船鉄バス・サンデン交通の路線バスや高速バスが乗り入れるバスターミナルで、市内の様々なエリアからのバスが止まるので便利です。
宇部新川駅エリアは交通網も発達した便利。買物もしやすいエリアですから、シニア世代にもおすすめです。駅エリアには生活サポートの充実した住宅型有料老人ホームや高齢者住宅等のシニア向けの住まいも誕生。居室が広めでゆっくり出来ますので、一度見学してみて頂きたいです。