周防花岡駅周辺は神社や商店あり。介護付き有料老人ホームは居室充実

1932年開業の地上駅。開業当時の地名は花岡村でした。今でも開業当時のままの駅舎を使用しており、駅前には周防花岡駅開業記念碑と記念樹が残っています。現在、岩徳線に並行するように山陽新幹線が走っていますが、周防花岡駅横の高架橋を通るのみで、駅には止まりません。
平日の朝夕は、近隣の山口県立華陵高等学校生徒の利用が多いのが特徴。1面1線のホームには岩国方面行き上り列車と、徳島方面行き下り列車が停車。発着本数は少なく、上下線共に1時間に0~1本程度ですので、事前の時刻チェックは必要です。1日の平均乗車人員は2000年度369人、2005年度315人、2010年度284人、2014年度276人。徐々に減少しているのが分かります。
駅前からは山口県道176号「周防花岡停車場線」が北へ延びており、山口県道41号「下松鹿野線」と市道西条線に接続。最寄りのバス停は「花岡駅前」停留所で、防長交通の下松駅前・下松市役所前・東光寺・周南記念病院等を巡る路線バスが止まります。
周防花岡駅エリアは小・中・高等学校も揃っており、周南記念病院や歯科といった病院や、下松市地域交流センター・ふれあいの館等の公共施設も点在。奇祭「狐の嫁入り」で有名な浄土宗盛涼山法静寺・花岡福徳稲荷社もあります。駅の南には国道2号が走行。道沿いには大型ショッピングセンターや衣料品店、ホームセンター等が並んでいます。
また、駅北東には花岡八幡宮があり、駅から八幡宮までのエリアにはドラッグストアやスーパー等もあるので便利です。美しい森に囲まれた境内には荘厳な社殿があり、裏手からは国東半島が望め、その展望の良さが人気となっています。
駅エリアには介護付きや住宅型有料老人ホーム、グループホーム等も出来ました。介護付き有料老人ホームは入居時の費用0円・月額利用料は食費込みで15万円以下と安め。居室はトイレや家具付きで、即入居も可能です。庭園もあるので園芸も楽しめます。一方、住宅型有料老人ホームは入居時の費用・月額利用料(食費込)が共に15万円以下。麻雀や囲碁将棋といった娯楽が豊富です。
周防花岡駅エリアは主要道路も多く、比較的商業施設も多い場所。花岡八幡宮のような名所もあるのでシニア世代にもおすすめです。是非、エリア内のシニア向けの住まいに見学にお越し下さい。