「紀伊風土記の丘」まで、徒歩25分くらいの駅です

田井ノ瀬駅は、紀ノ川の南岸に位置する駅。岸辺には田井ノ瀬グラウンドがつくられています。県道144号線や14号線、そして149号線(川に架けられた橋につながっています)を用いていただくと、川の向こう側に移動可能となります。
川には中州があり、有名な紀ノ川緑地をはじめ市民全体で共有する憩いのスペースが設けられています。なお川の南岸に沿って東西に延びる県道14号線を用いて西方向にお進みになると、やがて阪和自動車道や和歌山バイパスへのお乗り入れが可能となります。
田井ノ瀬駅は、JRの和歌山線に所属する駅です。管内では終着駅となる和歌山駅と隣接しています。この隣駅を経由していただくと、快速列車へのお乗り継ぎ、そして阪和線・紀勢本線や和歌山電鐡の貴志川線へのお乗り換えが実現します。
反対方向では、いちばん近いお乗り換え場所は橋本駅です。40キロ近く離れていますが、南海電鉄の高野線をご利用になる場合は便利です。橋本駅から先では、万葉まほろば線や近鉄大阪線と接続している高田駅がひと際目立つお乗り換え場所となります。発着駅である王子駅までお出向きになる場合は、大和路線、近鉄生駒線・田原本線をご利用になれます。
田井ノ瀬駅は、バブル経済がピークに近づく少し前から無人化されています。駅の利用率は、相当昔から低い模様です。ただし、少なくとも今世紀に入って以後はあまり変化していません。1日平均の乗客数を調査しますと、250人から300人の間という結果が出る年がほとんどです。2015年になると17年ぶりに300人を上回りました。
料金面では、月額使用料がリーズナブルなところが多いです。10万円を軽く超える程度の金額に設定されているところを発見できます。