六十谷駅周辺は交通アクセス充実。動物と触れ合えるグループホーム有
六十谷駅は、和歌山県和歌山市の六十谷に位置するJR西日本「阪和線」の駅です。駅名にもなっている地名「六十谷」は、1174(承安4)年の「紀実俊申文案」にも記されており、昔から使われていたようです。由来は諸説有り、839年刊行の「紀伊続風土記」に記載された「六十谷は墓所谷であり、墓所の字を忌みて墓所を六十と書いたのが六十谷の由来」という説や、1804年に刊行された「六十谷射矢止神社由緒文書」の中に出てくる仲哀天皇の御后息長足姫尊がゆかり、とする説も。また、駅近くの谷間に役小角が母を祀ったとされる行者堂「墓の谷」があり、それが「母の谷」と呼ばれ、いつしか「むそた」と訛ったとする説も残っています。1930年の開業当初は普通列車のみ停車していましたが、近隣に大規模私立学校が2校開校したため、朝夕のラッシュ時は快速も止まるようになり、その後、終日快速停車駅となりました。現在はエレベーターもある地上駅で、ICカード「ICOCA」も使えます。2面2線のホームには、日根野・天王寺・大阪方面行きの上り列車と、和歌山方面行きの下り列車が停車。1日の平均乗車人員は2014年度調査結果によると3,653人です。(和歌山県統計年鑑より)六十谷駅の最寄りのバス停は「六十谷」停留所。和歌山バスの六十谷線が発着します。駅周辺には学校が多く、幼稚園から高等学校まで様々。「墓の谷」ハイキングコースの途中には、通称「直川観音」でお馴染みの「本恵寺」があります。また、六十谷駅から西へ約3kmの場所には南海電鉄の「紀ノ川駅」が設置されています。同じエリアに2つも駅があるため、住民は列車が利用しやすいです。ちなみに六十谷駅から阪和線に乗って南へ2駅先が「和歌山駅」。和歌山駅はJR西日本の紀勢本線・阪和線・和歌山線と、南海電気鉄道の南海本線が乗り入れる交通要衝で、駅付近には大型商業施設があって便利です。六十谷駅周辺にはケアハウスやサービス付き高齢者向け住宅、グループホーム等も徐々に増えています。グループホームは、入居時の費用及び月額利用料は共に10万円前後。動物と触れ合える「アニマルテラピー」や足湯、外食など、イベントが盛りだくさんで楽しさ満載です。六十谷駅エリアは南海の紀ノ川駅も近く、交通アクセスのある場所。和歌山駅にも比較的近いのも魅力です。是非、エリア内にあるシニア向けの住まいに、足を運んでみて下さい。
































