住宅街にも市内中心部にも、近づきやすい場所です

海南市の中心市街地は市役所の周囲ですが、海南駅からご覧いただくとちょうど真西にあたります。市役所へは徒歩でアクセスできる位置にあります。海難医療センターや県立自然博物館なども、駅の西側に建てられています。駅の東側には史跡がたくさん残っており、松代王子跡・ 菩提房王子跡・祓戸王子跡・藤白神社)などが有名です。
海南駅の周辺でいちばん目立つ幹線道路といえば、おそらく熊野街道でしょう。駅前からバスにお乗りになる場合は、歌山バス・大十バス・有田鉄道バス・明光バス・西武観光バスなどの民間の事業者が運行する路線のほか、市営のコミュニティバスをご利用できます。
海南駅は、JRのきのくに線に所属する駅です。管内では終着駅側に近い位置にあります。また快速列車が停車するため、お急ぎの用件がおありの場合は便利です。終着駅である和歌山駅まで出向いていただくと、和歌山線・阪和線および和歌山電鐡の貴志川線へのお乗り継ぎが可能になります。なお和歌山駅からは、和歌山市駅へのアクセスが簡単に行えます。和歌山市駅では、南海本線や和歌山港線をご利用になれます。
海南駅の利用率は高く、管内ではトップクラスを誇っています。とはいえ、20年以上前から徐々に低下しています。1日平均の乗客数は、今世紀に入った時点では3200人を超えていました。それから8年後に3000人を切っています。2010年代に入ると横ばい気味に変わっており、ときどき3000人を上回る年が報告されています。
施設の区分に関しては、高齢者住宅やサービス付き高齢者向け住宅などが多い地域です。