御坊市は熊野古道の一部。魚も美味しいのが魅力

御坊市は和歌山県中部の街。
日高川の河口エリア、紀伊水道沿岸部の街です。
市域は平たんな所が多いですが、東エリアには山々がそびえ、観光地としても有名な「熊野古道」の一部になっています。
熊野古道にまつわる見所が多いですが、御坊市内には観光農園、野口オートキャンプ場、日高川ミニゴルフ場といったアウトドアを楽しめる場所もありますし、本願寺日高別院や塩屋王子神社、亀山城址、岩内古墳群、御坊市歴史民俗資料館等の観光スポットも多数。
特に本願寺日高別院にあるイチョウは県指定天然記念物となっているほど大きな木です。
人口は減少傾向で、1970年には30,573人だった人口も1990年頃から3万人を割り、2023年には2万2,049人となりました。
しかし、御坊市は黒潮のおかげで気候が穏やかな街で、冬もほとんど霜が降りない場所です。
御坊市は元々、日高川を利用して運搬される木材の集散地として栄えた街。
今はかすみ草等の観賞用の花や野菜を中心に農業が盛んです。
また、鰺や鯖、アワビ等も獲れるエリアになっています。
製造業にも力を入れており、御坊工業団地等を中心とした工業エリアを形成。
特に大洋化学の「麻雀牌」は、生産高で日本一を誇り、全自動卓用の麻雀牌は全国でほぼ100%のシェアを確保しています。
市内には阪和自動車道・湯浅御坊道路が通っており、御坊インターチェンジや御坊南インターチェンジから乗れば、1時間程で南紀白浜空港まで行けます。
また、JR西日本の「紀勢本線」と紀州鉄道の「紀州鉄道線」が乗り入れる「御坊駅」が市の中心駅で、特急も含めた全列車が止まります。
紀勢本線は和歌山方面に行きが1時間に2本程、特急も1時間に1本程止まるので便利です。
御坊駅から御坊市役所方面へ伸びる紀州鉄道線は市役所前駅や西御坊駅などを結んでおり、それぞれの駅の間隔が比較的短い為、「利用しやすい」と好評。
ローカル線として鉄道ファンにも人気があります。
また、御坊駅を中心に御坊南海バスや中紀バスが市内を巡回。
市役所周辺にはスーパーや本屋等の商業施設も多く、市立図書館や旅館、病院なども集まっています。
サービス付き高齢者向け住宅やグループホームといったシニア向けの住まいも少しずつ増加中。
サービス付き高齢者向け住宅は病院併設の所や、夫婦入居可能な所など、魅力に溢れた住宅が出来ています。
是非、御坊市内のシニア向けの住まいも選択の一つにお入れ下さい。