西入善駅周辺は海や森あり。サービス付き高齢者住宅は生活補助あり
西入善駅は、富山県下新川郡入善町の下飯野新に位置する「あいの風とやま鉄道線」の駅。1959年国鉄の「西入善信号場」として開設されました。1960年「西入善駅」に昇格し、1987年にJR西日本の駅に。2015年には北陸新幹線の金沢延伸開業に伴って、西入善駅はあいの風とやま鉄道の駅になりました。同年ICカード「ICOCA」のサービスも開始しています。
待合室等もある無人の地上駅で、駅舎の横には愛らしい庭園も。ホーム脇には桜が植えられており、春には風情のある景色が楽しめます。2面2線のホームには、あいの風とやま鉄道線の富山・金沢・倶利伽羅方面行き上り列車と、泊・糸魚川・市振方面行きの下り列車が停車。上下線共に発着本数は少なめで、1時間に1~3本程度です。
1日の平均乗車人員は1997年度243人、2000年度218人、2005年度209人、2010年度219人、2015年度229人。利用者数は安定しています。(「富山県統計年鑑」「あいの風とやま鉄道発表資料」より)
駅前のバス停には入善町コミュニティバス「のらんマイ・カー」が停車。駅の周辺は住宅地です。駅の南には国道8号が通っており、東隣の入善駅エリア側には入善町役場や町立図書館、家電量販店等の商業施設が並んでいます。時には足を伸ばすと便利でしょう。
駅の北には富山湾が広がり、沿岸部には園家山キャンプ場や杉水源の森「杉沢の沢スギ」といった自然に親しめるスポットも。また、駅の西には黒部川が流れ、北西で富山湾に流れ込みます。西入善駅エリアは自然の美しい場所。海好きにもお薦めのエリアです。
駅エリアにはサービス付き高齢者向け住宅やグループホームといったシニア向けの住まいも誕生。サービス付き高齢者向け住宅は入居時の頭金等は0円で、月額利用料が15万円前後です。居室にはトイレや家具が備え付けられている為、身軽に入居出来ます。入居の際に余りお金がかからないのはメリットです。
サービスも素晴らしく、料理は手作りで介護食にも対応。血圧の測定も含めた定期的な健康管理サービスも実施しており、気軽に生活や健康に関しての相談も出来ます。ただ、満室の場合が多いですから、見学に行った際に入居予約をしておくと良いでしょう。
西入善駅から富山駅まで、あいの風とやま鉄道線に乗れば直通で40分もかからないのも魅力。「そろそろ施設を探そうか…」という方は、一度西入善駅エリアにあるシニア向けの住まいにも足を運んでみて下さい。


