弁天山は、手すりが設置されていてハイキングしやすいです
大正初期に建造された、地蔵橋駅。90年以上昔に建てられた駅舎が今なお現役で使われています。2013年の春に、開業100周年の節目となる日を迎えました。その翌年に、かつて事務室が置かれていたスペースに住民の交流を促進する設備が新たに置かれています。駅前に植えられている桜の樹は、開花シーズンになると美しくライトアップされます。
地蔵橋駅の西側は農地などがたくさん残っています。しかし東側は宅地化が進んでおり、まだ新しい戸建て住宅が少なくありません。徳島市へ向かう通勤者・通学者が選ぶベッドタウンとして以前から注目を集めています。地蔵橋駅の近くでマイカーやタクシーによるお出かけをお求めになる場合は、県道136号線・168号線などをお使いになるとよいでしょう。
駅周辺で名所を探すなら、「日本一低い、自然の山」として知られる弁天山があります。この山は道が丁寧に舗装されており、ご高齢の方でも楽々と山頂までアクセスできるようになっています。毎年6月になると山開きが行われています。
地蔵橋駅は、JRの牟岐線に所属しています。発着駅である徳島駅とは4区間しか離れていません。この発着駅では、高徳線・徳島線・鳴門線へのお乗り換えができます。反対方向では、終着駅である海部駅が唯一のお乗り換え地点となります。海部駅までは70キロ以上ありますが、足を運んでいただくと阿佐海岸鉄道の阿佐東線へのお乗り換えが可能となります。
地蔵橋駅は、2008年から職員が完全に派遣されない体制に入っています。駅の利用率は、今世紀の初めまでは徐々に低下していました。1日ごとの乗客数を計算しますと、1999年までは300人を超えていたことがわかります。2005年になると250人以下となりました。しかし2008年以後は微増する年がときどき確認されています。
施設のジャンルに関しては、住宅型有料老人ホームやグループホームが多いエリアになっています。月額使用料・入居一時金については、20万円以下に収まる可能性があります。














