パノラマ
阿波大宮駅周辺は緑豊か。病院併設のサービス付き高齢者向け住宅あり
阿波大宮駅は、徳島県板野郡板野町の大坂に位置するJR四国「高徳線」の駅です。 1935年開業の地上駅。1972年に無人駅となりました。開業当時に建てられた駅舎を今も大事に使っています。駅舎とホームとの間は無蓋跨線橋で連絡しており、トイレは駅舎内に設置されています。１面２線のホームには引田・高松方面行き上り列車と、徳島方面行き下り列車が停車。発着本数は少なく、上下線共に２～３時間に１本程度です。
板野の市街地から大坂峠を越える途中の山間部に作られた駅で、周囲には民家もほとんど無く、板野町立板野東小学校大坂分校や十楽寺がある程度。豊かな自然に包まれています。駅の利用者数もＪＲ四国の駅では五本の指に入るほどの少なさ。静かで安らげる場所です。
駅の南、車で７分程の場所には良質なアルカリ泉の湧き出る「あせび温泉」があり、露天風呂や大浴場からは雄大な山並みや日本庭園が眺められます。入浴料も安めで、シニア世代は割引もあるので気軽に温泉を楽しみに行けるでしょう。
阿波大宮駅は香川と徳島の県境である大坂峠の近くにある駅です。昔、大坂峠を越えるルートは、讃岐と阿波を結ぶ重要な交通路でした。峠の西には龍王山がそびえ、四国を一周するハイキングコース ｢四国のみち｣ の東の入口として、山好きの方々に親しまれています。ちなみに龍王山への登山口は大坂峠から西に入った所にあるアセビ公園の奥にあり、阿波大宮駅の駅舎にも「大坂峠ハイキング下車駅」と書かれています。
駅の西には高松自動車道が通っており、阿波大宮駅の近辺には徳島県道1号徳島引田線や徳島県道164号阿波大宮停車場線が走っています。峠越えも車でスムーズに出来る時代です。
また、阿波大宮駅から高徳線に乗れば、徳島駅まで45分もかかりません。徳島駅は四国の商業・交通の要衝。バス路線も豊富ですし、大型商業施設や商店街もあります。時には足を伸ばすと楽しいでしょう。
駅エリアにはサービス付き高齢者向け住宅等のシニア向けの住まいも誕生。サービス付き高齢者向け住宅は入居時の費用０円・月額利用料10万円以下といった金額です。場所によってはクリニック併設。通院やしやすいので風邪など引きやすい方も快適に過ごせます。
阿波大宮駅周辺は緑豊かな場所。シニア世代にもおすすめですので、是非、近隣のシニア向けの住まいを見学してみて頂きたいです。
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