「観光地引網」を見物できるチャンスがあります

2016年の春先に、開業から80周年となる節目の日を迎えた見能林駅は、開設からしばらくの間、那賀郡の旧見能林村の住民にとって貴重な鉄道駅として使われてきました。今から60年以上前に旧見能林村は旧富岡町に吸収・合併され、その数年後に阿南市の一部となりました。
現在は、阿南市の主要市街地の周縁部に位置していますが、駅の西側は山林地帯に接しており、住宅街は主に駅の東側につくられてきました。この住宅街をまっすぐ東に進むとやがて農地や休耕地、空地などが広がる地帯に着きます。さらに進むと、太平洋に面した海岸が見え、一部では北の脇海水浴場として利用されており、夏休みの時期になると観光客で賑わいます。またこの海岸では、春から秋にかけて地引網が行われており、このエリアの重要な観光の目玉となっています。
見能林駅の近辺で幹線道路をお使いになる場合は、県道130号線・174号線・193号線などを利用でき、また津峯スカイラインへの道路も整っています。駅前にあるバス乗り場でお待ちになると、徳島バスが運行する路線バスにお乗りになれます。
見能林駅は、JRの牟岐線に所属する駅です。管内では中間地点に位置していますが、乗り換えは発着駅および終着駅の2ヵ所に限定されています。発着駅である徳島駅では高徳線・鳴門線・よしの川ブルーラインへの乗り継ぎができ、また終着駅である海部駅は阿佐海岸鉄道の阿佐東線と接続しています。
見能林駅は、30年以上前に火災の被害に遭ったことがありますが、焼失した駅舎は現在まで再建されておらず、また駅員は現在原則として常駐していません。
見能林駅を起点として介護施設をお探しになる場合は、駅から3~4km圏内を目安に探索しましょう。グループホームなどを中心に、さまざまな施設を発見できます。駅から1km以内といった近場での入居も不可能ではありません。グループホーム以外の民間の介護施設では、住宅型有料老人ホームのような種類が現在は評価が上がっています。
料金面では、安いところを見つけられる可能性はあります。たとえば月額使用料が10万円前後であったり、入居一時金が数万円、または0円であったりといったケースが考えられます。