昔も今も変わらず、市役所の最寄り駅。鉄道は2路線ご使用可能
2017年の5月に、駅舎のすぐ横にSL(蒸気機関車)の機関区が設立された下今市駅。その3ヶ月後には開設式が開催され、SL「大樹」がお披露目されました。東武鉄道の鉄道文化遺産を活用するための記念事業として、おおいに脚光を浴びています。下今市駅は、2006年に旧今市市が消滅するまでは市内の中心地区に位置する駅として尊重されてきました。かつての今市市役所は、現在の日光市役所としてそのまま用いられています。このほかにも、市営の歴史民俗資料館や図書館、健康福祉センターといった公営の施設が集まっています。地域で目立つ名所をあげるなら、今市報徳二宮神社の名前を持ち出す意見が多いでしょう。この神社の敷地内には、二宮尊徳の墓所が建立されています。下今市駅は国道119号線や121号線、県道118号線などに近い駅です。駅前や付近にはバス乗り場が計3ヶ所設置されています。これらの停留所でお待ちになると、日光交通の路線のほか、市営のコミュニティバスにご乗車できます。下今市駅は、東武鉄道の日光線および鬼怒川線が接続する駅です。日光線の管内では発着駅である東武動物公園駅が、最大のお乗り換え地点となります。東武動物公園駅まで足を運んでいただくと、伊勢崎線のご利用が可能となります。鬼怒川線の管内では発着駅という立場になります。終着駅である新藤原駅が唯一のお乗り換え地点です。新藤原駅まで足を延ばしていただくと、野岩鉄道の会津鬼怒川線のご利用が実現します。下今市駅の利用率は、数十年前から低下が続いていました。ただし過去の約10年間については、その勢いがかなり落ちています。1日平均の乗客数を計算しますと、日光線川では1000人前後を記録する年がほとんどです。その一方鬼怒川線側では、200~300人の間で推移している模様です。下今市駅の近辺で介護施設へのご入居をご希望になる場合は、まずは駅から近い範囲をお探しになるとよいでしょう。たとえば駅から2キロ以内、もしくは3キロ以内といった形です。その後少しずつ、対象範囲を拡大してみることをおすすめします。最大で、10キロくらいまで広げればかなりの施設を発見できるでしょう。施設のジャンルについては、グループホームの多さが特に目立ちます。その次はサービス付き高齢者向け住宅になるでしょうか。なお特別養護老人ホームのような公営の施設も多いですが、すぐにご入居できないケースが多いことにご注意いただきたいところです。














