那須郡那須町の中心市街地です。ゆったりとした自然が魅力的
那須高原に面した那須郡那須町は、町全体が観光で潤ってきた自治体です。町内には豊かな自然がふんだんに残されています。黒田原駅はこの町の中心市街地に所在する駅です。開業した時期は明治の半ばにさかのぼります。当初の駅舎は前世紀の末期に撤去されるまで、民俗資料館として長い間利用されていました。
黒田原駅のプラットホームに降り立つと、駅の北側と南側ともに集落が広がっていることをひと目で確認できます。特に駅の南側は建物の数が多く、比較するとにぎやかな印象です。町役場や現在の民俗資料館も、駅の南側に立地しています。駅を出て西方向にまっすぐ進むと、じきに余笹川が見えてきます。その両岸に、広々とした公園が造成されています。散歩などをご希望のときは、申し分ない環境といえます。
黒田原駅の近くで幹線道路をお使いになる場合は、県道28号線・143号線・211号線などをご利用できます。バスをお使いになる場合は、東の交通の路線のほか、町営のコミュニティバスのご利用が可能です。
黒田原駅は、JRの東北本線に所属する駅です。2区間先にある黒磯駅は、宇都宮線方面にご用があるときにお使いいただけます。黒磯駅は観光客がよく訪れる駅でもあるため、駅前から利用できるバスの種類が豊富なことでよく知られています。
反対方面では、3区間離れた新白河駅が最寄りの乗り換え場所となります。新白河駅では、東北新幹線をお使いいただけます。新白河駅から7区間離れている安積永盛駅では、水郡線のご利用が可能です。
黒田原駅は現在、運営業務が黒磯駅に委託されています。駅の利用率は前世紀中から下がっていますが、近隣に所在する那須高校の通学者がいるため、駅の需要はある程度安定しています。1日平均の乗客数は、2001年を最後に600人以下に落ちました。2010年とその翌年は500人以下に減りましたが、その後は一貫して500人以上を記録しています。
黒田原駅の周辺で介護施設をお探しになるときは、最初の段階では駅から4キロ程度の範囲を目安にすることがおすすめです。最近は、駅から1キロ以内といったロケーションに恵まれた施設が少しずつオープンしていますが、全体として施設数はまだ多くありません。また、特別養護老人ホームのような公営の施設の場合は、駅から近い場所で見つかっても順番待ちをしている方が多い可能性があります。費用面では、月額の負担額が10万円前後に落ち着く可能性があります。入居一時金が発生しない施設も多いです。














