「お茶の郷」に近いため、薫り高いお茶が楽しめそうです
牧之原市・島田市・菊川市にまたがるように延びる、広大な牧之原台地。静岡を代表する茶畑が、独特の風景をつくり出しています。この台地を舞台に、明治半ばに牧之原トンネルの貫通工事が実施されています。この工事に合わせるかのように設立されたのが、金谷駅です。この駅は、牧之原トンネルのすぐ東側に建てられています。金谷駅はいわば、丘陵地に建造された駅です。このため、茶畑や緑地などがたくさん残る地域と近接しています。その一方で、駅の北部から東に向かって集落が延びており、市街地の一端に接しているという一面も持っています。便利さと静けさの両方が手に入るエリアだとみなすことができます。金谷駅の周囲で目立つものに、諏訪原城址があります。また、5キロ以上距離があるものの、実は静岡空港の最寄り駅だと目されています。金谷駅は、国道473号線と近接する駅です。路線バスについては、駅前の乗り場で利用できます。路線の供給元となっているのは主に静鉄グループで、公営のコミュニティバスの運行もほぼ一手に引き受けています。金谷駅は、JRの東海道本線と大井川鐡道の本線が接続する駅。東海道本線の管内では、ホームライナーの停車駅(島田駅・菊川駅)に両側を挟まれています。菊川駅の向こうにある掛川駅では、東海道新幹線や天竜浜名湖線への乗り継ぎが可能です。大井川本線の管内で見ると、発着駅という立場にあることがひと目でわかります。乗り換え地点は終着駅である千頭駅しかありませんが、この駅まで行くと井川線に乗り換えできます。金谷駅の利用率は、少しずつ低下しています。1日ごとの乗客数を調べると、JR側では2000年に3000人を割り、その6年後に2500人を割り込んでいます。2000人を切るのも時間の問題だという意見が最近、増加しています。大井川鐡道側では、2010年に400人未満になり、その2年後に早くも300人未満に落ちました。金谷駅の周辺では、人家が集まる場所などと、それが不可能な場所がはっきりと分かれています。必然的に、介護施設を探す方角などは決まってしまうことになります。最初のうちは駅から1~2キロくらいの範囲を探すだけでもかまいません。うまく探せば、数軒はすぐにピックアップできるでしょう。しかしうまくいかないときは、5キロ圏内、あるいは10キロ圏内をくまなく探す必要が出てくるでしょう。施設の種類は、介護付き有料老人ホームとグループホームが二大勢力となっているようです。














