静岡がんセンターのお膝元で、恵まれた老後を送りましょう

駅構内がまだ新しいため設備面では申し分ありません。最新技術がいたるところで応用されていますが、バリアフリー関連の設備もそのご利益にとてもあやかっています。もっともこの点については、この駅が静岡県立静岡がんセンターの最寄り駅であることと無関係ではないという意見がよく持ち出されます。いずれにせよ、身体障害者や高齢者にとってこの上なく安全に立ち寄れる駅であることは疑いありません。
がんセンターがとにかく目立つ長泉なめり駅ですが、もともとは繊維関係の工場などが多く、またそこで仕事をする技術者などが多く住み着いている場所です。しかし駿河平自然公園や富士竹類植物園など、リラックスできる施設もけっこうつくられています。
がんセンターには、駅が開業した初年度から定期路線が運行されています。これは駿東郡の長泉町と清水町が共同で管轄するバスに属していますが、一般の路線についてはすべて富士急シティバスが管理しています。
長泉なめり駅は、御殿場線の中では終点にある沼津駅に近い位置にあります。乗換えを目指すときはかなりの確率で沼津にまず出向くことになるでしょう。沼津駅では上野東京ラインの利用が可能ですが、少し時間をかけて熱海駅まで行って乗り換えるという方法も考えられます。
長泉なめり駅は新しい駅という事情も手伝って、御殿場線の周囲の駅と比べると利用率はまだ低い水準で推移しています。ただし開業当初と比べると1日平均の乗客数は増えており、2012年には初めて700名を突破しています。
長泉なめり駅の近辺で介護施設を探すことは悪いアイデアではありません。駅のすぐ近くにも、少し離れた場所にも手ごろな介護施設は面白いくらい見つかるからです(数が多いというわけではありませんが)。この駅の周囲で今勢力を伸ばしているのは、住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の2タイプでしょう。ただし介護付き有料老人ホームに関しても評判の高い施設が見つかります。
タイプは異なってもこれらの施設には、入居コストが安めに落ち着くという共通点があります。少なくとも数百万円単位の費用を必要とする施設はめったに見られません。費用に限度がある家庭にはこれは吉報でしょう。