片瀬白田駅周辺は温泉もある自然豊かな場所。高齢者住宅も温泉付き
片瀬白田駅は、静岡県賀茂郡東伊豆町の白田に位置する伊豆急行「伊豆急行線」の駅です。1961年開業。高架駅ですがエレベーター等は設置されていません。車イス用トイレや筆談機といったバリアフリー設備は徐々に整っています。
駅名は駅の北を流れる白田川の両岸の集落にちなんでいます。北側が片瀬、南側が白田です。ちなみに白田川の上流ではアマゴやアユが放流されるほどの清流。片瀬白田駅エリアは自然の美しい場所です。
毎年元日に運行している臨時列車「伊豆初日の出号」は、片瀬白田駅にも停車します。この列車は初日の出が見られるよう計算されており、いつも大勢の乗客で賑わっているようです。列車から初日の出を拝むのも素晴らしいでしょう。
伊豆半島の駅の中では最も海に近い駅で、ホームから相模湾が見えます。遠くには大島や利島も見える景色の良さが人気を呼び、テレビのコマーシャル等の撮影場所にも使われたこともある駅です。駅の横に親水公園もあり、住民の皆様の憩いの場となっています。
「Suica」「PASMO」といったICカードも使える駅で、2面2線のホームには伊豆急行線の伊東・熱海方面行き上り列車と、伊豆稲取・伊豆急下田行き下り列車が停車。特急通過駅ですが、上下線共に1時間に1~2本程普通列車が止まります。2014年度の調査によると、1日平均乗降人員は406人です。(「静岡県統計年鑑」より)
駅の近くには熱川温泉病院もあり、体調不良の際も安心。最寄りのバス停は「白田海岸」停留所で、東伊豆町自主運行バスが運行する熱川支所・熱川温泉・北川温泉経由の大川公民館行きや、稲取高校・伊豆稲取駅経由の志津摩行きに乗れます。
駅周辺には片瀬温泉と白田温泉の温泉街が広がっており、海岸沿いに旅館や民宿が立ち並ぶ、昔ながらの町です。北隣の「伊豆熱川駅」周辺の熱川温泉とは打って変わって、大変のどかで落ち着いています。
片瀬白田駅エリアは海だけでなく、川や野山といった自然に溢れているので、保養にもピッタリです。駅エリアにあるシニア向けの住まいは、優雅なシニアライフにふさわしいでしょう。実際、駅周辺には高級系の高齢者住宅等が現れています。
高齢者住宅は入居時の費用は数千万円・月額利用料は10万円台と少々高めですが、病院併設で、施設内に天然温泉やプール等もあるのが魅力です。是非、片瀬白田駅エリアに足を伸ばして介護施設の見学もしてみて頂きたいです。











