有名なワールドカップの試合会場の最寄り駅です
2002年に華やかに開催されたサッカーのワールドカップは、日本が初めてホスト国に選ばれたこともあって、時間と手間をかけて一生懸命に準備活動が推進されました。新しく試合会場が設立されたケースもありましたが、静岡スタジアムエコパおよび小笠山総合運動公園はその典型です。そしてこのスタジアムに合わせてつくられたのが、徒歩で約15分程度の位置にある愛野駅です。小笠山総合運動公園には、ほかにもたくさんのスポーツ・運動施設が設置されており、遠くからも利用者がやってくる施設に成長しています。愛野駅の周囲は、あまり人口密度が高いエリアではありません。少し歩くだけで、農地や空き地、また山林・緑地などに簡単にアクセスできます。しかし大手の企業の拠点や工場が集まっているため、袋井市および隣接する掛川市の経済活動にたいする貢献度は並大抵のものではありません。愛野駅は、東名高速道路の近くに所在する駅です。バスについては駅の北口・南口双方に停留所が設けられています。路線バスの運行元となっているのは遠鉄バス・静鉄グループです。愛野駅はJRの東海道本線の管内にある駅です。ホームライナーが停まる駅ではありませんが、隣駅(掛川駅・袋井駅)で下車して待てば乗り換えることは簡単です。掛川駅には、東海道新幹線や天竜浜名湖線への乗り継ぎができるというメリットもあります。掛川駅から2区間進むと金谷駅に着きますが、この駅は大井川鐡道の本線と接続しています。愛野駅の利用率は、開業からしばらくの間は順調に上がっていました。1日あたりの乗客数は、2005年に開業年の2倍を超えています。その翌年には2000人を突破しました。とはいえ2010年に2500人を超えてからは、急速に増加が止まります。近年は横ばい気味に転じている、と書いたほうが実態に近いでしょう。愛野駅を出ると、北口・南口どちらについても小規模な宅地がつくられています。しかし基本的には介護施設を新設する土地は少ないようです。このため駅からある程度離れた地域を中心に、チェックしていくことが求められそうです。施設を見つけやすくなると思われるのは、駅からおよそ4~6キロくらい離れたあたりです。とりわけグループホームは軒数が比較的多いため、認知症を発症している高齢者であれば、安心して暮らせるチャンスが出てくることでしょう。それ以外であれば、サービス付き高齢者向け住宅などに出会える可能性がある模様です。














