芝川駅周辺は商店多し。住宅型有料老人ホームは居室にトイレもある
芝川駅は、静岡県富士宮市の羽鮒に位置するJR東海「身延線」の駅。1915年富士身延鉄道線が大宮町駅から開通し、芝川駅はその終着駅として開業しました。1918年には十島駅まで延伸し、その後国鉄の駅に。1987年JR東海の駅となり、現在に至ります。今は無人の地上駅で、2012年に駅舎も改築。旧駅舎は瓦葺の屋根が象徴的な大きな木造建築でしたが、新駅舎は簡素な建物です。
普通列車のみが停車する駅で、富士方面から折り返し列車も少ないながらも設定されています。駅の構内には身延工務区の芝川休憩所や、トイレ、乗務員の宿泊所も。ホームの端は緩やかな坂になっており、下った所に駅舎や構内踏切があります。
1面2線のホームには、身延線の富士方面行き上り列車と、身延・甲府方面行きの下り列車が停車。朝晩1本ずつ、富士駅から芝川駅までの列車も走っています。1日の平均乗車人員1993年度571人、1995年度491人、2000年度319人、2006年度239人、2010年度200人、2014年度153人。近隣に工場などもありますが、利用者は年々減少しています。(「静岡県統計年鑑」「富士宮市の統計」より)
芝川駅は芝川地区の中心駅。駅周辺には酒店や米屋、コンビニや書店といった商店が並んでいます。そして、士宮市役所芝川出張所や公民館、郵便局や交番、消防署、小中学校といった公的施設も顔を揃える場所です。
駅の北西には芝川が流れ、丁度駅から西へ約200mの地点で富士川に合流。芝川の上流には西山本門寺や白糸の滝、音止めの滝といったスポットもあります。西山本門寺は境内が360町歩もの広さで、重要文化財や天然記念物を有する由緒正しいお寺です。また、富士川の釜口峡も近く、駅から西へ700m程。「三大急流」と謳われる富士川の中でも、特に急流になった場所です。
最寄りの「芝川駅」停留所には宮バスが発着。平日と土曜のみですが、長貫・稲子駅経由の上稲子落合行きや、西富士宮駅経由の富士宮駅南口行き、芝川会館行き等が止まります。
近年、駅エリアにも住宅型有料老人ホーム等のシニア向けの住まいが出来ました。住宅型有料老人ホームは入居の際の費用が10万円未満、月額利用料は食費込みで10万円台。完全バリアフリーで、居室にトイレがあるのが嬉しいポイントです。
芝川駅周辺は川が美しい場所。商店も多いため便利です。シニア世代にもお薦めのエリアですので、一度駅エリアにあるシニア向けの住まいにも見学にお越し下さい。




















