駅から徒歩3分くらいの場所に、来宮神社があります
熱海市の中心市街地は、言うまでもないことですが熱海駅のそばにつくられてきました。しかし市役所に関しては、熱海駅は最寄り駅ではありません。来宮駅のほうが比較上近い位置にあります(来宮駅から至近距離にある、というわけではありませんが)。このほかにも来宮駅の近くには、いくつかの重要性の高い行政機関が建てられています。来宮駅の周囲は、市街地と自然が残る場所の境目という印象が強いです。駅から西進するとすぐに林地に突入します。市街地は駅の北側にもありますが、どちらかといえば南側のほうが広いです(駅の南部から東の方角に広がっています)。来宮駅の前に設置されているバス乗り場には、伊豆箱根鉄道の路線が乗り入れています。来宮駅は、JRの伊東線に所属する駅です。発着駅である熱海駅と隣接しているため、乗客の大半はこの隣駅を経由して各方向へ向かいます。熱海駅は東海道本線と東海道新幹線に接続しているため、近場から遠隔地(特に関東方面)まで好きな場所に、容易に出発できます。伊東線は熱海市内を通って伊東市で終わりますが、終着駅である伊東駅に着いたときは、伊豆急行線への乗り換えができます。伊東線は2015年に一気に4駅を無人化しており、来宮駅もそのひとつです。その2年前の時点で来宮駅は特急の停車駅から外されていますが、このような出来事の背景には利用率の低下があります。1日あたりの乗客数を計算すると、1997年に1500人以下に落ちていることがわかります。それから2年経つと1400人以下に減りました。2004年になると1200人以下に落ちましたが、その後は現在まで横ばい状態で推移しています。来宮駅の周辺にある介護施設を探したいときは、探す範囲に注意する必要がありそうです。実は駅から数百メートル(歩いてわずか数分)といった絶好の立地条件に恵まれた施設を、連続して見つけられることがあります。ただしこれらの施設は人気が自然と集中しますし、施設の種類に偏りがあります。そのためもっと遠くにある施設も1回はチェックするようにしたほうが得策でしょう。たとえば4キロ圏内、そして時間をかけられるなら7~8キロ離れたあたりまで探し回ったほうがよいでしょう。施設のタイプに関しては、グループホームが駅の近くを中心によく見つかります。それ以外であれば、住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホームなどが少しずつ出てくるでしょう。























