市の中心地帯。便利な一帯と静かな一帯が近接しています
埼玉県のほぼ中央に所在する、東松山市。東京都中心部からは距離があるものの、発達した交通網などのおかげでベッドタウンの一角に名前が上がることは少なくありません。また、大学などの数の多さから学生がよく集まる都市としても知られています。この市の中枢機能が集まる場所に開設されているのが、東武東上本線の東松山駅です。最近の10年間は、駅周辺を対象とした整備計画事業が実行に移されたため駅構内についても劇的に変わっています。特に一新された箇所が多かったのは2008~2010年の時期でした。エレベーターや多機能トイレの設置といった、体力の衰えた高齢者にはありがたい変化も目立ちました。駅には東口と西口がありますが、西口は閑静な住宅街が広がっています。それとは対照的に東口は商業開発がめざましく、市役所への道を歩く途中にエネルギッシュな商店街に突入します。東松山駅は、国道407号線や県道259号線の近くに位置しています。バスについては、東武バスグループや川越観光自動車の存在感が強い土地ですが、市営のコミュニティバスの路線も数種類用意されています。タクシーについても駅前や駅のそばで利用しやすい状態です。東松山駅は、管内では全種類の列車が停車する駅の指定を受けています。下り方面については、5区間離れた小川町駅が乗り換え場所となります。この駅ではJRの八高線を利用できます。上り方面に関しては3区間先にある坂戸駅にて、越生線への乗り継ぎが可能です。東松山駅の利用率は、今世紀と前世紀とで顕著な差があるといわれています。1日あたりの乗降客数でチェックすると、2002年に3万2,000人以下に落ち、その7年後に3万1,000人以下に減りました。2010年代は、3万人を切る年がときどき確認されています。東松山駅の近隣には介護施設が散在していますが、特にどの方角やどのエリアに多いといった特徴は見られない模様です。そこでまずは駅から2~3キロ前後離れたあたりで施設を捜索し、満足できなければ5~6キロ遠ざかったあたりまでよく探してみるとよいでしょう。施設の区分についてもはっきりとした傾向はありません。それでも、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホームについては少しずつ増えているところだという趣旨の意見が出ています。料金体型が安めに設定されている施設に出会うことは難しくない場所で、月額使用料ないし入居一時金が10万円台というパターンはかなりよく見かけます。


























