忠岡町は日本一の最小町。家庭的なグループホームは医療連携が魅力

泉北郡「忠岡町」は大阪府の南西部にある日本一小さな町。
大阪湾に面した細長い町ですが、その最小面積と言われる町域では、工業・農業などが盛んに行われています。
町の中心地は南海電鉄の南海本線が乗り入れる「忠岡駅」で、駅の周辺に町役場や商業施設が集中。
役場には「シビックセンター」という併設施設があり、スポーツセンターやふれあいホールなどが揃っています。
施設内にはトレーニングルームも設置されており、高齢者割引もありますのでシニア世代は楽しく活用できるでしょう。
忠岡町は大阪市の中心街にも近く、電車に乗れば30分程で行ける距離。
住宅も多く、近年人口は増加傾向にあります。
町内には一般バスは走っていませんが、忠岡町が運行している「町営福祉バス」が巡回中。
自動車道も阪神高速4号湾岸線や国道26号線、大阪府道204号堺阪南線などが整備されています。
2023年の人口は1万6,675人、高齢化率28.4%です。
4人に1人以上が高齢者ですので、忠岡町は福祉サービスに目を向け、高齢者が元気に暮らせる街づくりに励んでいます。
現在実施されている高齢者用サービスは公共施設の利用料の助成などで、生活に密着している所が魅力です。
また、忠岡町には介護施設も点在。
サービス付き高齢者向け住宅なら入居時の費用・月額利用料共に20万円未満というプランも選べます。
中には居室に収納やエアコンなどを前もって設置し、身軽に入居できる様に配慮している住宅も。
さらには、病院が併設している住宅なども建てられ、益々高齢者が生活しやすい住宅が増えています。
そして、グループホームならさらに費用も安く、毎月の利用料が15万円未満で収まる場合も。
あまり生活の規則もなく、アットホームです。
近隣病院の内科や歯科と連携をとり、認知症でも適切な医療処置を受けられる体制を整えていますので、安心して暮らせるのもメリット。
忠岡町は大阪市の中心エリアから近い、という好立地に加え、葉ゴボウ、ワタリガニなども獲れる豊かな場所。
また、岸和田市と隣接しており、毎年秋には岸和田式の下だんじりが見られる「忠岡だんじり祭」が開催されています。
お祭りの雰囲気が好きな方にもお薦めの町です。
加えて、泉大津市との境界になっている大津川の河川敷には運動公園や緑地などもあり、散歩や運動をする場所も豊富。
シニア世代も健康的に暮らせるでしょう。